日々、思いついたことや考えたことをこちらでは書いていて、自分でも一貫性がないなぁ、と思っています。


昨日は「月」について思うことを書いたけど、今日も同じく「月」の話だったり。


でも、この傾向、トランジットの「月」の動きにめちゃくちゃ影響を受けている気がします。


トランジットの月が入るハウスのことに意識がいきやすいのはリアルに感じていましたが、ネイタルの天体とコンジャンクションする時は、その天体についての書くことが多いかも、と先ほど気づきました。



一昨日の夕方あたりからものすごく眠いんですが、確認するとやっぱりトランジットの月が12ハウスに入った直後でした。


私のネイタルの月は12ハウスですが、「ルナリターンの時は眠くなる」といった声を聞くことも多いです。


同時に「12ハウス」は、どこか夢うつつだったり、実態のないようなものを表すハウスともいえるので、「睡眠」とも繋がりが深いと思っています。


眠っている時の時間感覚のなさ。

これは「死」と何が違うんだろう?

とは誰もが一度は考えたことがあるのではと思いますし、12ハウスから1ハウスの境目はやっぱり「この世とあの世」を感じさせます。



トランジットの月は、約1ヶ月で12サインを一巡します。

どのハウスシステムで見るのかにもよりますが、1ヶ月のうち2日半くらいは、トランジットの月が12ハウスに入る日が必ずあります。


ここに合わせて休息をとったり、自分の内面と向き合ったりする時間を作れるような生き方ができるといいなとは思いますし、誰もが1ヶ月の中で2日ちょっとくらいはそういう日を持つことで、心と体のバランスがとりやすくなるのではないかと思います。


ただネイタルの12ハウスに「火星」があると、「見えない敵の存在」や「不満を溜め込む」なんていう解釈にもなりますが、もしかしたらその場合、ゆっくり休息することが苦手だったり、自分の心に向き合うことで怒りの感情が芽生えてきやすかったりするのかなとも考えます。


12ハウスの火星ではないんですが、私と同じく12ハウスに月を持つ知人。

「月」に対して、「火星」のタイトなスクエアがあるんですが、とある事情で自分の内面とじっくり向き合ったとき、「怒り」の感情がどんどんと溢れてきたそうです。

とても温厚にみえる方なんですが、その裏で多くの我慢を重ねてきたのかもしれません。



また、シナストリーでは私の12ハウスに対して夫の「火星」が入ります。


これは何度もブログネタとして取り上げていますが、トランジットの月が私の12ハウスに入る時は、夫婦喧嘩が勃発する頻度が高いです。

感情が大きく揺らぐことをきっかけに、「もう何もしたくない」となり、自室にこもってホロスコープに向き合って自分の内面に深く入り込んでいったり。


他をシャットアウトすることで、心の安定を取り戻していくかんじです。



体験談としての、プログレスの12ハウスの記事は確かまだ書いていなかった気がしますが、やっぱり12ハウスを進行の月が運行中は、「やる気消失」といった話はよく目にします。


引きこもり、隠遁生活なんて解釈もある12ハウスですが、自分を振り返るには本当にいい時期だと思います。


「山羊」の価値観の世界では、社会的な成功や物質的に満たされることがわかりやすい「成功」であるからこそ、10ハウスにp月がある時は「いよいよきたぞ」と喜ばれ、12ハウスにp月が入ると、「あー、やだなぁ」となりがちは占星術の知識がある人あるあるだと思います。

ですが12ハウスの月もちの私としては、「12ハウスの月もいいもんだよ」とちょっと言いたくなります。



憂鬱で動きたくなくなる時期という考え方をするとマイナスに感じますが、約28年に一度、自分とじっくり向き合うタイミングが来たと思えば、それはそれで大事な時なのでは思うのです。