ハーモニクスで夫の第7調波図を見ていたら、「お、これは!」と思う部分がありましたので記録です。

 

 

夫はネイタルの月は「牡羊」なんですが、ここは月が蟹の私とは相いれないものがあるのか、私の夫に対する「イライラ」も、月の「牡羊」と「蟹」の価値観の違いによるものが大きいかなと、何かあるごとにこちらに書いてきました。

もちろん月の相性だけではないですが、やっぱりここは大きい。

(ちなみに角度的にはスクエアはとっていません)

 

脱いだ靴の向きを直さない

引き戸を最後までしっかり閉めない

使ったものを元の場所に戻さない

電気をつけっぱなし

テレビをつけっぱなし

(↑省エネで勝手に画面が暗くなるから気づきにくい)

 

脱いだ服が部屋に散乱するタイプです。

 

夫を見ていると、行動をひとつ終わらせる前にすでに気持ちが次にいっちゃうようなかんじです。

悪気がないのはわかりますし、「私に指摘されること」は大きなストレスになるのもわかってるけど。

 

理性と感情は別物です。

 

 

「最後まできっちり」がとてつもなく苦手。

勢いはあるけど、後始末は二の次。

ここは「月」なので、「直す」ということが難しいんだろうと思います。

 

 

夫のネイタルチャートを久々に見ていたら、マイナーアスペクトの「セプタイル」と「バイセプタイル」がたくさんあるのに今更ながら気づきました。

※占星術アプリの設定を変えたので。

 

これ、ハーモニクスの第7調波図で、発芽天体になるやつだ!

と思い、さっそくHN7のチャートを確認したところ、以下の発芽天体がみられました。

 

「月火星」オーブ2度半くらい

「水星天王星」オーブ2度半くらい

「木星土星」オーブ3度半くらい

 

すごくタイトというわけではないけれど、それなりに影響がありそうな発芽天体です。

 

もうこの時点で、「月火星」や「水星天王星」が、なんだかせわしないというか、落ち着きがない雰囲気を感じました。

第7調波図の、

「夢や理想に向けてどうしても実現させたいと駆り立てられたり、追求し続ける」

という意味を考えると、夫にとって「月火星」「水星天王星」「木星土星」の発芽天体が表すことは、やってもやってもゴールは見えず、もっともっととなりやすい部分なんだと思います。

 

強気さやテンションの高さの「月火星」

自由な発想力の「水星天王星」

がある一方、

「木星土星」の優等生的なかんじ

 

これらが夫がどうしても目指したい部分ということです。

 

 

このHN7チャートをネイタルに重ねて二重円にしてみたところ、

n月が牡羊であるのに対して、h月火星も牡羊でした。

もともとのネイタルの月がHN7では強調されてる。

そしてh月火星はn冥王星とオポジションです。

 

夫の「最後まできっちり」が苦手な感じ、

なんだかここにしっかり出ているなぁと思いました。

とにかく焦燥感が強そう。

 

そしてh水星天王星はといえば、n木星にピッタリのる配置になっています。

このn木星は、n太陽天秤とn月牡羊のオポジションに対してTスクエアの頂点となる天体です。

n木星が受け皿になり、h水星天王星はさらに影響力が大きくなると考えますし、n太陽とn月ともアスペクトをとる形になるので、意識に上がってきやすいと思います。

 

私の「ちゃんと最後までやって!」というわりと常識に縛られた言葉は、全く響いてないのかもしれません。

ちなみに、夫のn月はシナストリーで見た時、娘のn水星天王星合とコンジャンクションになりますので、家の中や家族間では常識にとらわれないかんじによりいっそうなりやすいのかも

 

そしてh木星土星はというと、アセンダント水瓶近くにあります。

「合」というにはちょっと離れてます。

 

なので、ルール下の中で発展していくような意識も持ち合わせているんですよね。

まぁ水瓶サインなので、一般的なそれとは異なりそうですが。

マイルールはしっかり守りそう。

だけど、やっぱり「月火星」や「水星天王星」の発芽天体の方が強く出ているかんじがします。

 


ネイタルチャートでの夫と私の「月」の比較。

こちらは「牡羊」と「蟹」ですが、

 

HN7における発芽天体を比較すると

 

夫:月火星(牡羊)・水星天王星(蟹)・木星土星(水瓶)

 

私:太陽土星(蟹)

 

となり、勢いのありそうな発芽天体がn月と同じサインである夫に対して、「太陽土星」という堅実さがかんじられる発芽天体がn月蟹と同じサインである私。

 

もう、ここら辺をみても「目指したいもの」が違うんですよね。

 

夫にとってはスピード感や強気さ、テンションの高さや斬新な発想が大事。

私にとっては、ひとつひとつ積み上げて着実にしていくことが大事。

 

第7調波図をネイタルと合わせてみることで、「合わない」と感じる部分があることに対して、さらに腑におちました。

 


ただ「合わない理由を理解すること」と「何も言わない」ということはもちろん別で、やっぱり私は、「私の為に」夫に対してイライラする部分は全て我慢する必要がないと思いますし、それが家族の健全さにつながってくると思います。


娘も含め活動宮に偏っている家族として、家の中がのんびりした感じになることはないように思いますし、ケンカもコミュニケーションの一部になっています。

 

だからこそ、自分の落ち着ける居場所が必要。


私のネイタルチャートの4ハウスに在室している天王星は太陽と月のミッドポイントですが、そのまんまだな、と思いました。