3月。


子供の頃からの友人2人と会う約束をしました。

家もご近所で、10代の頃はよく一緒に遊んだ友人です。


約束した日のトランジットを確認すると、月獅子が私の1ハウスにあり、7ハウスの冥王星水瓶とオポジションになっていました。


3人で会うのは多分4〜5年ぶり。

コロナ流行前は年に1回くらい会っていたんですが。

天体の配置的に、久しぶりの再会によって気持ちが大きく動きそうですね。

冥王星ということで、この再会が心の深い部分に何か影響を及ぼしそうな気もします。



友人の1人は、太陽と月がいずれも風のエレメント、他の個人天体をみても、風と火のみです。


いろんな方のチャートを見る中で、個人天体が2つのエレメントのみで構成されているというのは、少なくもないけれどどちらかといえば印象的。1つのエレメントのみ、というのはあんまりみないような。


この友人も、風と火の性質が際立っています。

なんだか軽やか。

「自分の中のこだわり」みたいなものをあまり表に出しません。

やっぱり火と風で、外に意識が向かう性質が強いので、自分の中にあるものをじっくり育むというよりも、新しいもの、楽しそうなことに向かっていく性質が強いのかもしれません。

私が急に遊びに誘っても、「行く行く〜!」と反応してくれるような友人です。

※人にしておきながらなんですが、私は急に誘われる時はよっぽど気乗りしないとダメです。



もう1人の友人は、水のエレメント満載で、火星に風があるのみで、他の個人天体は全て水です。

水が4つ、風が1つというのは私の母と同じバランス(母は月天秤以外全て魚サイン)



水満載の友人と私の縁ですが、火と風の友人が間に入る形で仲良くなりました。

おそらく、この友人がいなければきっと繋がらなかったと思います。


今回の約束にあたり、中心になって動いたのは私です。

実はこれってめずらしいことだったりします。

(幹事はできるだけ避けて通りたい人間)


ですが、友人2人とも個人天体どころか、10天体を見ても「地のエレメント」が一つもありません。

私の世代だと、木星以遠の天体に地のエレメントがないパターンがわりとあります。


「会おう会おう」と口にしていても、なかなか実現しないことってあるともいます。

言ってるだけというか。


でも、地のエレメントは現実を大事にしますので、この3人の中で具体的に日程を決めたりするのは私の役目になりがちです。


その役をやりたいわけじゃないけれど、決まらないことが気持ち悪い水星山羊の私なので、誰もやらないのであればやってしまった方が早いと考えるのはやっぱり活動宮の水星ぽさはあります。

6ハウスの水星っぽくも出ていますね、調整役になりがち。


お店を決める時は、火と風のみの友人に任せるとスムーズです。

この友人は双子が強いので助かります。

火星は牡羊なので、「このお店がいい」とはっきり言ってくれることが、私にとっても水が優位な友人にとってもすごく楽ちん。


水が優位の友人は、柔軟宮過多なので「合わせる」ことは上手ですが、「月」が不動宮の蠍なので、絶対嫌なことに関してはそもそも最初からのってきません。

月天王星合でもあるので、そこははっきりしてるかも。

そんな部分が私もおそらくもう1人の友人も楽ちん。

誘いにのってきた時点で、お店はどこでもいいのです。



3人のコンポジットチャートを出してみたところ、見事に「牡羊」に天体が集まっていました。

牡羊サインの太陽金星木星が合です。

みんな好き勝手やってるかんじで、カラッとした楽しさをかんじます。


この3天体の合に射手の海王星がばっちりトラインなのをみると、基本漫画を読んだりゲームをしたりと集まるとインドアな遊びばかりをしていたのを思い出します。


また、牡羊の太陽金星木星には冥王星天秤がオポジション。

これは運命的なかんじもしますね。

実際会わない期間が長くても、どこかで繋がってるかんじ。


きっとこの先歳を重ね、誰かがこの世を去った時、大きな喪失感があるのではないかと想像します。

「親」や「配偶者」とは種類は違うんだけど、それだけ大きな存在というか。



ハーモニクスチャートを見ていると、同じ天体の組み合わせ同士の発芽天体が出てくる数字のパターンというのがあります。

7の倍数の調波図で必ず出てくる発芽天体など、それは人によって違うんですが。


幼い頃からの友人というのは、ハーモニクスチャートでの、「繰り返し出現する発芽天体」ぽさがあるなと思いました。


調波図の数字が大きくなるごとに、オーブはだんだん広くなっていくけれど、どこかでつながっている。


きっと「今、会おう」となったのは、意味があるのではないかななんて思いました。



やるぞやるぞ、と思いながらまだ手をつけてない、今年のソーラーリターン図、および年齢調波図ですが、ソーラーリターン図では11ハウスに金星火星合があり(そして12ハウス側の冥王星も合)、そこに月がセクスタイルになっています。金星には木星が正確にバイセプタイルとなっています。


「バイセプタイル」はHN7で発芽天体になることから考えても、「どうしてもその天体同士の結びつきを実現させたくて取り組む」ようなマイナーアスペクトだと講座では説明がありました。


今年のソーラーリターンチャート。

金星と木星の正確なバイセプタイルは、「楽しみの拡大」ともよめますね。

そしてそれをどうしても実現させたい。

金星には火星と冥王星がくっついていることを考えても、「絶対やるぞ!」という執念みたいなものも感じます。


「太陽」自体は12ハウスなので、表立った活動としてはあまりないのかもしれませんが、12ハウスというのは、次が1ハウスであることからも分かるように、「終わりの始まり」ぽさがありますので、繋がりの深い友人との時間は、1ハウスに向けた充電や振り返りのようにも思えてきます。


この2人の友人だけでなく、もう少し色々落ち着いたら、20歳前後に大きく影響を受けた友人と会う約束も控えています。

こちらはまだ日程等具体化していませんが、今年は「振り返りと充電」みたいな雰囲気になるのかもしれません。