ここでも何度か書いていますが、私の母は魚ステリウムで、月以外の個人天体が魚サインに集結しています。

 

太陽星座ぐらいしか知らなかった子供の頃、私にとって母は「感情的な人」であり「理屈が通じない人」でありました。

 

親子喧嘩などで口論になると、母は私に対して「理屈っぽくて嫌になる」と口にすることが多かったんですが、だからこそ自分と全然違う母に対して上記のようなイメージを持つことになったのかもしれません。

 

太陽星座の「うお座」って、どこかふわふわして夢見がちでかわいらしい感じを想像します。

ルーラーは「海王星」、サブルーラーは「木星」、エグザルテーションは「金星」と魚サインでよい品位を獲得する天体をみても「愛」「夢」「希望」なんて言葉がしっくりきます。

 

ただエッセンシャルディグニティ表をみるとわかりやすいんですが、蟹・蠍・魚の水のサインはいずれもトリプリシティが「火星」になります。

火星って押しの強さにもなるし、恋愛などでパーソナルスペースを飛び越え関係性をグッと縮めるのには必要な天体です。

水のエレメントはこの火星があるからこそ人と親密な関係を作ることが得意なんだと思います。

 

 

母のチャートには「太陽火星コンジャンクション」がありますが、「コンバスト」という、太陽に近すぎる天体は焼き尽くされてしまい特性が弱まるという古典占星術の考え方があります。


太陽とコンジャンクションする際、アプライ(接近)なのかセパレート(離反)なのか、どの天体との合なのかと細かいルールはあり、私も理解が追い付いていないのでとりあえずおいておきますが、母の場合は太陽と火星が特に近く、オーブを見ると「0度16分」となり、コンバストではなく「カジミ」という状態になっています。


この場合「火星」は、王様である太陽の懐に入っているわけで、太陽の力で強化されている状態です。

そしてここにはブラックムーンリリスも合。

 

これに気づいて、なんだか母の感情的で理屈が通らない部分がより腑におちました。

好き勝手割とやってるんだけど、基本的には愛されキャラですし、依存心が強そうに見えるけど、包容力を感じさせるような部分もあったり不思議な人です。

ちなみに数秘のライフパスナンバーは「33」で、その説明をみると、すごくしっくりきます。「宇宙人」ぽさ。

※私は「11」です。

 


魚ステリウムでありつつ、火星の強さを考えた時、思い出すことがあります。

 

よく家に訪問で来る布教活動をしている人の話を割とじっくり聞いていましたね。

ただ、あくまで話を聞くだけで、もらった冊子はその辺に放置です。

新聞の勧誘の人の話も一通り聞きます。

でも「断る」こともできる人です。

 

私は一旦話を聞いたら断われなくなるのがわかるので、初めから「聞かない」一択なのに。


一旦受け止めたうえで、きっぱりいらないものはいらないと言えるのは「火星」だなと思います。

でもそこは魚が強いせいか、「気が向いたら新聞とるよ」という雰囲気を醸し出すのが上手いです。

完全には突き放さない。

気を持たせるのが上手いのかもしれないし、自称「若いころはモテた」という母の言葉もわかる気がします。

ちなみに金星は魚なので品位はよくエグザルテーションです。

 

 

また、今回チャートを見ていて、母の冥王星がアウトオブバウンスしていることにも気づきました。

ちょうど時期的には通常の動きに切り替わる直前くらいです。

この冥王星はセレスとコンジャンクション。

12時前後の生まれであれば、母の月は海王星とぴったり合になるんですが、ここに冥王星セレス合がセクスタイルになります。

セレスは母性や育みを象徴する小惑星です。

そして太陽火星合には天王星のタイトなスクエアがあります。


私は母を「ごく普通の母親」と思っているけれど、チャートからは慈愛と激しさが同居するような雰囲気を感じました。