仕事中のちょっとした雑談なんですが、職場の女性とたまたま一致した意見。
「はっきりしないのが苦手」
というのも、この女性が仕事で、とある男性に「A」か「B」の選択をしてもらう必要があり確認したところ、何ともはっきりしないような相手に質問の決定権をゆだねるような言い方をしたらしく、それについてついつい出てきた言葉です。
これを聞いて、私も、
あー、わかる。
と思いました。
あえて自分で選択しないのか、そもそも選択できないのかはわかりませんが、最終決定を自分でしない方っています。
占星術的にいえば、柔軟宮が幅を利かせているチャートだとそうなるかもしれません。
双子・乙女・射手の柔軟宮というのは、変化に強いともいえますが、どんな状況でもその時の流れに合わせることをよしとする分、がっちり決めてしまうことは選択の余地がなくなるということで不安になるのだと思います。
柔軟宮はドラクエだったら僧侶とか魔法使いタイプかも。
※ちなみに私はドラクエほとんどやったことはないので、適当なことを言ってるかもしれません。
もっといいもの、もっといい方法があるかもしれないし、今はそれが最適でも明日にはどうなっているかわからないという思いから、「決めてしまう」ことを避ける傾向があり、そんな部分が「迷いやすさ」として出るんだと思います。
今回「はっきりしないのが苦手」と口にした、私とこの女性は太陽サインは見通しがある程度たたないと動く気にならない不動宮。
例えば、先ほどの男性が「A」と一旦決めた後、やっぱり「B」と言うような可能性がある状態では、そもそも動く気になれません。
むしろ男性が結論を出すまで待つかも。
また、この女性は水星金星活動宮で、月もおそらく活動宮。
火星は不動宮です。
そして私も水星金星活動宮、月も活動宮。
火星のみ柔軟宮です。
活動宮は目的が明確になっていないと動けません。
ゴールがはっきりしている状態。
短距離走であれば目の届く範囲にゴールが見えるので、そこを目指して短期集中的に力を発揮できるけど、フルマラソンのようにゴールが見えず、途中でペース配分が必要な物事に取り組むのにはあまり向いていません。
この女性も私も、活動と不動は個人天体にそれなりにあります。
ですが、柔軟宮成分が不足している。
特に思考をつかさどる「水星」が活動で、物事を決める際どちらかといえばスパッと決められる傾向があるので、決められない人をみると、何で自分のことなのに迷うんだろう?と思ってしまうのはあるかも。
このあと、雑談はもう少々続き、男性のタイプの話になりました。
私が夫について、「外食をする時、いったんお店を決めたのに、なぜかたどり着くまで他のお店の候補をあげてくるのにイラっとくる。」
と話したところ、これに関して同意を得ることができました。
水星同様、二人とも愛情の傾向や人間関係を表す「金星」や、安心や心地よさを表す「月」も活動宮なので、優柔不断な人に対しては、結局どうしたいの?と思ってしまうのかも。
金星も月も受動的な天体ですが、そこは活動宮なので振り回されるのは苦手です。
逆に柔軟宮をみてみると、双子は動きがなかったり変化しない関係を退屈と感じますし、結論が出るまでの経過自体を会話のキャッチボールとして楽しめると思います。
乙女は相手の需要に合わせて、数ある選択肢の中から比較分析して最適なものを差し出すことに満足感を覚えるので、相手の反応を見ながらあの手この手を工夫することで自分が役に立てることを誇りに思います。
射手は決められることで行動を制限されることが嫌なので、相手にもそこは求めません。遠くまで行くために、「決める」ということは、足枷や制限と感じるかもしれません。
魚は「自分がどうしたいのか」というのをそもそも自覚していないかもしれません。
流れや大きな渦に身を任せることを恐れないというか、今はあるか分かりませんが、旅行会社の行き先不明のミステリーツアーや福袋を楽しめるタイプ。そこに「夢」を求めるのかもしれません。
だからこそいろんな相手に合わせることができるし、受け入れることができるのだと思います。
他の記事でも書きましたが、私は家族や学生時代の友人については太陽星座が魚の人が多くいますが、「月」や「金星」を考えると、柔軟宮の人ってあまりいない気がします。
たまたまなのかはわかりませんが、もう少し調べてみるとおもしろいかもと思いました。