人との距離感。


なんかちょっとズレてるかな?と感じることが子供の頃から多いです。

自分にとっての「普通」が他の人にはそうじゃないというか。


占星術を学んでからは、ディセンダントが水瓶でルーラーの天王星がノーアスペクトであることも理由の一つなのかなと思ってますが、「顔見知り」や「知人」から一歩踏み込んだ関係をつくるのがものすごく苦手です。


逆に、お店の人などその場限りの関係性の場合は苦手感はありません。


昔からあるあるなのが、なにかのグループなどで、自分以外の人たちはお互いの連絡先をいつの間にか教え合っている中、自分だけその波に乗り遅れたり、自分以外の人達の間で話題が共有されてたりすること。

みんないつのまにそんなに親しくなってたの?と驚かさせれたり、ちょっとした疎外感。


おそらく、ですが。

みんな個人的な連絡ツール、わたしの学生の頃であれば「電話」になるんでしょうけれど、そこで関係性を深めるということをしているんでしょうね。


わたしの場合、連絡先、必要性を感じなければ聞かないし、だからなのか聞かれることもありません。

友人を介して知り合った知人などは、何年経っても直接の連絡先を知らないケースも多いです。

なんとなく友人を差し置いて直接連絡することに遠慮もあるのかも。


また、今の時代の感覚とは違うのは分かるんですが、昔は電話番号なと連絡先を聞いたら、「連絡しないのは失礼」みたいな強迫観念みたいなものがありました。

もっとみんな、気軽に連絡先を教え合っていたと思うんですけどね。


今だとLINEの機能で「この人知り合い?」みたいに出てくることありますけど、あれも苦手です。

ほっといてくれ、と思います。


このあたり、ディセンダント水瓶の人はみんなそうなのか、ルーラーの天王星がノーアスだからなのかわかりません。


また、わたしの場合、ディセンダントに「水星」がコンジャンクションともいるので、情報のやり取りという意味での「コミュニケーション」自体

はできるけど、ディセンダントおよび7ハウスには「月」や「金星」といった「湿」の性質を持つ天体は絡んでないので、他者と個人的な部分で交わろうとする欲求みたいなものがより希薄なのかもしれません。


「金星」の調和や「月」の共感を、他者との関係の中でそこまで重要視しないというか、どちらかといば「あなた」と「わたし」の違いに着目するタイプなのかもしれません。

だから距離が縮まりにくい。

そもそも違っていることが興味の対象というか。


また、人と距離をつめるということは、「独占欲」や「執着」も必要かなと思いますが、自分に欠けているのはそこかもしれません。


このキーワードからは「牡牛」と「蠍」の不動宮軸が浮かんできますが、「金星」で自分の「好き」に反応したら、それが「冥王星」の執着となり、他の誰にも渡したくないと思った時、「火星」でどんな手を使っても自分のものにしたくなる。

「火星」を使おうと思ったら、手段なんか構っていられないようなところがあるので、遠慮とか恥ずかしさを乗り越えても手に入れたいという思いが必要です。


もちろん「牡牛」が表すような物資的なものならば、手に入れることは簡単かもしれません。

限定品とかプレミアがついたものとか。


ですが、「人との関係」においての独占したいという気持ちはなかなか厄介なところがあります。


自分が人からどう見られるかなんて気にならないくらいの欲望。

倫理的な部分を無視したような欲望として出る事もあります。


でも不思議なことに、「独占される」ということに喜びを感じる人も中にはいるわけで、ここがお互い一致すれば関係性が上手くいくんだと思います。


ディセンダント蠍で、サブルーラーの火星が牡牛の古い友人がいますが、自分の特別な人が他の人と仲を深めていくと嫉妬心が芽生えてくるようなところがあります。


わたしにとっては魅力的な友人ですが、嫉妬心や独占欲の部分に関しては、「めんどくさ!」と思い、そういった部分が発動した時はちょっと距離を置いていましたが、その執着があるからこそ、人との深い関係を作れるのかなと今なら思います。


わたしは人からそういう片鱗を感じると、すぐ逃げたくなるし、だからこそ深い関係を作るのが苦手なんだと思います。


自分が執着されたり独占欲の対象になったりするのが嫌なので、人に対してもそれをしないように、とセーブしている部分もあるかも。

そのあたりはディセンダント水瓶だけでなく、太陽水瓶の影響もありそうです。

人を縛ることはできないとわかってる。



7ハウスは「結婚」などパートナーシップも表しますが、水瓶の象意のように「それぞれの個性を活かしながらも同じ未来を目指せる人」がわたしにとっては重要なんだろうと思います。

ディセンダントに水星がコンジャンクションしていることから考えても、もしかしたらそのパートナーは「結婚」じゃなくて「仕事」でもいいのかもしれない。


ただ8ハウスのカスプも水瓶で、そこに水瓶太陽が入ってますし、ルーラーの天王星は地域や地縁を表す4ハウスだったり、サブルーラーの土星が12ハウスで一見隠されていたりと、ディセンダント関連が、4・8・12の一見表から見えにくいハウスにあるので、秘密を共有できるような関係性にどうしても流れていくかんじもします。


これを仕事で使っちゃうと、裏取引とかクリーンじゃないズブズブの関係なんかになりそうで、そうなるとMCにコンジャンクションする木星が黙っていないと思うし、もしくは木星を頂点とした月と金星のTスクエアが悪く出て、最終的に自分が痛い目を見そうなので、結局今の社会システムにこの配置を適合させようと思ったら「結婚」という形で出るのがいちばんしっくりくるのかもしれません。


男性が女性を養うことが一般的だった時代から大分変化してきていますが、ディセンダントを見ることで、パートナーに対して求める要素や必要な距離感がわかりそうなので、ここに大きなズレがない人同士の結婚であることも大事なのかなぁと思いました。