「四国初上陸」を予定していた夏の旅行。
台風の影響を考えた上、急遽予定を変更しましたが、「結局行けたのではないか?」と未だ思ってしまう自分もいたりして。
四国のとある場所にピンポイントで行くつもりだったんですが、この地域は旅行期間に限っていえば結果的に台風の影響をほとんど受けていなかったようで、余計にそう思ってしまうところがありました。
こういったパターンの場合、私の金星は地のエレメントの山羊なので、「もったいなかったかも〜」とどうしても頭をよぎってしまいます。
ちなみに夫も地のエレメントである乙女の金星なので、絶対にそう思っているはず…。
やっぱり「損とか得とか」を一番考えるのは「地のエレメント」だと思います。
でも実際、旅行先はすでに変更してるわけで。
そうなると、「変更後の旅行の方がお得だった」と思いたくなるような分かりやすい結果が欲しくなるんですよね。
自分が「損をした」とは思いたくないわけです。
これ「金星山羊」に対して、同じように自分の中にあるスクエアの「木星牡羊」からみると「過ぎたことにぐだぐだ言うな!また次の楽しみが増えたと思えばいいじゃん!」となるし、オポジションの「月蟹」から見ると、「家族みんなで楽しく過ごせた事が何より大事でしょ。」となるわけです。
牡羊も蟹も価値観として「損得」で行動を決めることに対しては否定的な傾向にあるかもしれません。
「火」は「自分」がどうしたいか?が一番大事だし、「水」は「和」や「繋がり」を大事にするので、損得をあからさまに出すことは安全であるはずの関係性の中で敵を作ることになる。
わたしの中の「金星山羊」の部分も、木星牡羊や月蟹の言い分は分かってる。
だけど、この変更した旅行に対して、「価値があった」とどうしても思いたいところがあるのです。
山羊にとっては「結果」が全て。
屁理屈でもなんでも、「こっちに変更してよかったね」があれば納得できます。
元々の旅行予定の地域に住まわれている方や同じ方面に旅行を予定していた方には大変申し訳ない発想だけど、「台風」の影響が実際あったのであれば、「ああ、変更してよかった」と自分の判断が正しかったと思えてお得な気持ちになるんだと思います。
でも、上記のような考え方をする自分に対して、金星山羊とセミセクスタイルの「太陽水瓶」が「自分さえ良ければいいんだ、ふーん。」と冷めた目を向けてきます。
ここでこんなふうに自分の考えに対して懺悔じみたことを書いているのは、そんな発想が太陽水瓶的にすごくカッコ悪いと感じているからなんだと思います。
そんな複雑な気持ちを抱えつつ、でも「金星山羊」的には、やっぱりこの旅行に意味を持たせたいわけなんです。
そして実際、この旅行がどうだったのかといえば。
観光地巡りやグルメなどの一般的な旅行の楽しみからは結果的に大きく外れたものになりました。
分かっていたものの、とにかく暑い!
行き先を変更した時に考えていた博物館は改装中で見学できず。
加えて2日目で娘が「女の子の日」になり、しんどそうなので、予定を大幅に変更してゆっくり過ごすことに。
道中に「BOOKOFF」を頻繁に見かけたので、その度に立ち寄り、好きな本を家族それぞれが購入しました。
それ自体は楽しくとも、せっかくの旅行なのに、地元でもこんなことできるのに、なんて思いもありました。
また車で移動しながら急遽その日の宿泊先を決めましたが、予想に反し今回はちょっと残念な感じの宿だったりと「ああ、四国にやっぱり行ってれば」と思ってしまうこともありました。
「たら」「れば」は意味がないことだと分かっていても頭をよぎってしまいます。
ただ、今回の旅行が「楽しくなかったのか?」といわれれば、そんなことはなかったんです。
途中サービスエリアに立ち寄りながら、カップのコーヒーをいろんな種類試してみたり。
上蓋付きのカップのコーヒーフレーバーの自販機にハマりました。
BOOKOFFで掘り出し物を見つける喜びと、食事の準備など家事の時間を気にすることなく、購入した本を読み耽ることができるゆったりとした時間。
長時間の移動中に聞く車の中での音楽と移り変わる景色。
台風の影響なのか、雲がだいぶ低く近く感じ、稲なのか緑一面に広がる風景とのコントラストもきれいでした。
そう、楽しかったんですよ。
でも自分の中に、「家族旅行」に対する固定概念や「こうでなくては」みたいな義務感がどっかにあって、しかもせっかくとった夏休みだから満喫しなきゃ!という気持ちを無理に持とうとしていたから、「損」とか「得」とかを考えて、時間を有意義に使わなきゃと思っていたんだと思います。
でもそうじゃない楽しみ方もありなのかも。
「時間」と「お金」を使って、「子供の時のような夏休み」を手に入れる。
それは贅沢なことなのかもしれない、なんてふと思いました。
BOOKOFF巡り、夫と娘はわたしより楽しんでいたのは確かです。
みんなお土産は大量の本。
2人の真意は分からないけれど、これはこれでありな旅行だったと今は思えるような。
いや、思い込もうとしているような。
でも家族で一致した意見としては、
「こんな酷暑の時期は、ゆったり過ごすのが一番だね」ということ。
そして「四国は春休みに行こうね」となりました。