今回は本題に入るまで長いです。



先日、フリマアプリを通じて、雑誌の「マイカレンダー」のバックナンバーを購入しました。

好きな先生が執筆している回で、機会があれば読んでみたいと思っていたところ、手頃な価格で出品されていたので購入しました。


実は最近知ったんですが、「マイカレンダー」というのは、「マイバースディ」の流れを汲む雑誌なんですね。


ちょうど私の世代で占いをされている方は、「マイバースディ」が興味を持つキッカケだったと口にされる方は多い気がします。


実は私も全く縁がなかったわけじゃないんですよ。

しばらく定期的に購入していました。


仲の良かった友人が元々購入していて、なんとなく自分も購入。

妹雑誌のような存在の「プチバースディ」という雑誌もあった気がします。

こちらもしばらく購入していました。


とはいっても、あんまり内容覚えてないんですよね。

「おまじない」とかあったイメージ。

「消しゴムに好きな人の名前を書いて、誰にも見られないで使い切ることができたら恋が成就する」というのをすごく覚えています。


そして実際目を通すものの、内容はほとんど覚えていないのです。

上記の「消しゴム」について覚えていたのは、学校で流行ってたんですよ。


…書いててなんとなく思い出してきました。

「マイバースディ」

たぶん学校で流行ってたような。

ただそこまで自分は興味がなく、でも当時は周囲に迎合しなきゃという意識だけは過剰にあって。

流行りを知らない恥ずかしさみたいなものがあったんですね。

でも、「恋が叶うおまじない」的なものが、自分には似合わないことが分かっていたからこそ、そんな雑誌に興味を持っているとがバレたくなかった気がします。


でも「仲が良かった友人」が購入することで敷居が跨ぎやすくなったというか。

めんどくさい厨二病です。


そんな経緯で購入に至った雑誌だったので、内容はあんまり覚えてないんですよ。

この頃はとにかくいろんな雑誌を読んでたので、その一部というか。

どちらかといえば「週刊少年ジャンプ」系の漫画にハマっていた頃です。

少年マンガは幼馴染の弟や伯父など、読ませてもらえるルートがたくさんありました。


「ホロスコープ」というものがあること自体を知ったのも、大人になって占星術にハマってからだったので、好きになるのはタイミングだなぁと思います。

当時の私にとっては「占星術」は魅力的なものではなかったんだろうし、根拠のない、ある意味お遊び的な「占い」として見てきたんだと思います。



そんなことを「マイカレンダー」を通して思い出しましたが、本題はここからです。



購入したマイカレンダーを読んでいると、面白そうな記事がありました。


内容をざっと説明すると

「三区分、四元素から、家族のスタイルを読み解く」といったものです。

雑誌では「月〜土星」までの7天体で説明がありました。


上記について。

夫とわたし、そして娘と家族での三区分、四元素はなんとなくですが頭にありました。

でもしっかりは見たことはなかったので、さっそく確認してみました。


▪️三区分(カッコ内は個人天体のみで見た場合)


夫 活動4 不動1 柔軟2(活動3 不動0 柔軟2)


私 活動5 不動1 柔軟1(活動3 不動1 柔軟1)


娘 活動4 不動1 柔軟2(活動3 不動0 柔軟2)


「活動」が多めであることは気づいていましたが、「不動」の少なさも目につきますね。


家族全体で見た時の「不動」サインの内、個人天体で不動を持つのは私のみ、しかも「太陽」です。


占星術抜きにして、自然にそうなっている家族の立ち位置や役割をみてみると、確かに自分がこの家族の中の「一本芯」でありブレない部分だと思います。

悪い言い方をすると頑固で融通が効かない。

最終的に私が首を縦に振るかどうかで決まるようなことも結構あります。


そして娘は、私と夫の「潤滑油」

娘は「太陽」「火星」が柔軟宮です。


でも、よくよく見ると、夫と娘の三区分のバランスは全く同じなんですね。

そう考えると「夫」も家族の中の潤滑油になってもいい気がしますが、私個人としてはあまりそれは感じません。


これは天体の性質にもよるのかな。

父娘の柔軟宮。

娘の「太陽」「火星」が自分の外側に向けて出していく力なのに対して、夫は「水星」「金星」なので、もっと個人的な部分で力を使っているのかもしれません。



▪️三区分(カッコ内は個人天体のみで見た場合)


夫 火2 地2 風1 水2(火1 地2 風1 水1)


私 火1 地2 風2 水2(火0 地2 風2 水1)


娘 火2 地2 風1 水2(火2 地1 風0 水2)


これは、「木星」「土星」の社会天体まで含めると、わりかしみんなバランス取れていますが、個人天体のみで見ると、私の「火0」を夫と娘がフォローし、娘の「風0」を夫と私でフォローしている感じがします。


私に限ったことではないのかもしれませんが、仕事などでは割と周囲の意見を聞きながら自分の主張をすることができるけど、家族内ではもっと「我」がでている気がします。


これは、夫の「月牡羊」や娘の「水星牡羊」「金星牡羊」に負けじと、私の「月蟹」や「水星山羊」「金星山羊」が引っ張られる形になるのかもしれません。

また、そもそも男性にとって「妻」を表す夫の「月」が「牡羊」なので、私は牡羊要素が強くなるともいえます。

この夫の「月」と娘の「水星」と私の「リリス」がタイトにコンジャンクションしています。

2人によって私の隠しておきたいリリスが暴かれるのかも。


そして娘の「風0」ですが、これもすごくわかります。

夫も私も娘に対して、言語での説明や論理的思考を求める傾向が強いです。

あと、周りをよく観察することを伝えたり。


特に私の場合は、娘の資質は理解した上でもやっばりこれはやりますね。

確信的に、娘の足りない元素を補おうとしています。


ちなみに娘の唯一の風のエレメントは「土星」です。



これ、家族3人でコンポジットチャートを出すとまた違います。

※月から土星まで。カッコ内は個人天体


三区分 活動3 不動2 柔軟2(活動3 不動1 柔軟1)

四元素 火0 地5 風1 水1(火0 地3 風1 水1)


個人では「活動」が強調されていたのがだいぶバランスがよくなります。

そして、夫と娘が多く持っている「火」が姿を消し、「地」が強調されました。

ちなみにチャートでは、「地のグランドトライン」ができていますし、その内の一角は、「太陽」「海王星」「水星」のコンジャンクションになっています。

地の表す現実感覚の中にも、海王星による理想や夢、そして現実逃避感もあって、漫画やアニメや音楽が好きな家族、というかんじもしますね。


また、今回の検証とは直接関係がありませんが、

1ハウスに「金星」「木星」とベネフィック天体が入ってきているのがなんだか楽しそうだし、2ハウスの「月」を見ると家族の価値観やこだわりは「感情」や「自然体でいること」が大事ともみえます。

「所有欲」ともよめるかな、趣味のものがどんどん増えていきます。特に本。

これは双子の月なので情報を所有したくなっちゃうのかも。そこに地のグランドトラインもあるから、どんどん溜め込んでいく。


IC手前には活動宮、蟹の火星、天王星とクインカンクスになっています。

家族内での小競り合いは実際多いと思います。

なんでこんなくだらないことで?と急に始まるところとか、そこイライラポイント?みたいなかんじで地雷を踏んでも理解できないかんじがクインカンクスっぽいですね。

この小競り合いを繰り返すことで、「人と人が分かりあうことは難しい」と理解していく。そしてそれは個人の尊重にもつながるわけです。


あとは、蠍で、ドラゴンヘッドと冥王星がコンジャンクション、地のグランドトラインの一角の「太陽」「海王星」「水星」にセクスタイルになっています。


家族としての縁も感じますね。

このドラゴンヘッドと冥王星は1ハウスにあるグランドトラインの一角の牡牛金星とオポジションなのでカイトを形成しています。


1ー7ハウスなので、「家族」という枠の中だけに収まらず、世間とも交流を持つことが大事だよ、とよめるような気もします。


ちなみにMCは水瓶で私のネイタルのディセンダントと誤差1度未満、自動的にICは私のネイタルのアセンダントと誤差1度未満。

これ見ると、やっぱり家族の土台は私なのかなと思わずにはいられません。


私の実家についても同じような検証をしてみようと思っていましたが、だいぶ長くなってきたので次回にしようと思います。