今回は芸能人と呼ばれる方の「海王星」について思うことを書こうと思っていますが、ちょっと前置きが長いです。



芸能人のゴシップネタについて、このブログで取り上げたことは多分ないと思うんですが、チャートの配置やトランジットの星の影響等は気になって他の方の鑑定記事を読ませていただくことはよくあります。


ただその本人のしたことに対して、あれこれいえる立場にいるのは、実際に迷惑を被った人だと思っているので、外野がその行動自体をジャッジすることは違和感を覚えます。


私も著名人のホロスコープを取り上げさせていただくこととあり、周囲からみたら同じことをしているわけですが、それは好意や敬意などリスペクトからのものだという思いがあり、悪い意味での「ネタ」にはしたくないという、変な自分のこだわりがあったりします。

側から見ればその違いは分からないかもしれませんが、自分の中では超えてはいけないラインが一応あるわけです。


でもその「ジャッジ」がどんなふうに行われているのか、ということにはすごく興味があります。

いろんな人の考え方や価値観にふれたいんだと思います。

「仙人」にはなれません。

この辺りは水瓶の、自分と他者の違いを理解した上で共存していきたいという「太陽」につながるのかも。


なので、ネットニュースのコメント欄などはついつい見てしまいます。

そして同じ価値観の人を見つけると単純にうれしくなります。


「人をジャッジすること」に対して、なかなか追いつかない社会のルール改革を待たずに、先に人の感情面で変化が起こっていることを少しずつ感じています。

「多様性」を認めることにもつながっていると思うんですが、物事を多角的に捉える視点を持つ人がだんだん増えているように感じます。


「増えている」というより、もしかしたら今までは思っていても表には出しにくかった考えが、受け入れられやすくなってきたことにより、隠れていたものがわかりやすくなってきているだけかもしれません。


「同じ行動」をしても、その人がどういう集団に属するか、どんな時代を生きているかによって、周囲の反応は違ってきます。


「類は友を呼ぶ」じゃないけれど、人は大小関わらず集団に属していると、染まりやすくなったり、流されてしまうこともわかります。


私自身といえば、根本的には染まりにくいし流されにくいという自覚はあります。

この記事の流れ的には、それは「利点」として捉えられるかもしれませんが、いいことばかりでもなく、周囲に迎合できないというのは生き辛さにもつながる事があります。

「蟹ー山羊」ラインがあるので、周囲に染まらないことに対する恐怖もあります。

ただここは活動宮のサインなので、簡単ではありませんが、自分に合った集団を自ら作っていく力にも繋がるのかもしれません。


またこの「染まりにくい資質」を木星の年齢域の今でこそ、誇らしく思えるようになってきていますが、この先の「土星の年齢域」では考えさせられることになる気もします。


というのも、私の木星は「牡羊」で個を重視するサイン。

反面、土星は「蟹」なので、共感性が大事になってきます。



ちょっと前置きが長くなりました。


芸能人やアーティストといわれる人って「海王星」がチャートの目立つ位置にあったり、個人天体とアスペクトをとっていることが多いです。


人に夢を見させるお仕事なので、「理想」を表す海王星がプラスの影響を与えているんだと思います。


ただ「海王星」は土星以遠の天体なので、コントロール自体はできない。

個人でできるとしたら、悪い方に海王星の影響が出ないように、他のことにそのエネルギーを流すルートを作っておくことでしょうか。


なので、多くの人の「夢」や「理想」を象徴している存在の人は、「危うさ」も同時に兼ね備えているのかなと思うんです。


この「危うさ」の方に流れると、「ドラッグ」「不倫」など、世間的に叩かれるような事象として表れることもあります。


でも本人にしてはどうしようもない部分もあるかと思うんですね。

チャートの「土星」の配置だったり、身近な人の「土星」の影響で変わってくる部分はあるかと思いますが。

土星は「社会的な枠」に押し込めようとします。


でも「海王星」なので、その枠そのものを曖昧にしてしまいます。

自分の行動が破城を招くと分かっていてもどうしようもならない。


側から見た時に「なんであんなことしちゃうんだろう」という言葉は、イコール「よくよく考えたら破滅に向かうのは分かるのにバカだな」ということだと思いますが、理性で考えられることではないんですよね。


だから「他人の忠告」や「罰則」って、トランスサタニアンレベルではあんまり意味がないんじゃないかと思います。

「海王星」に限っていえば、プラス側に引っ張ってくれる人が、側で伴走することが大切だと思います。現実を見させる必要はなく、海王星の「理想」の矛先を変えてくれる人。

共依存にならないような、それこそ「天王星」が効いてる人は適任かもしれません。


そもそも「海王星」が表すことの評価って、時代で変化するわけです。

やってることは同じでも基準になるのは「土星」。

この土星の基準をもとに天王星は改革し、海王星は曖昧にし、冥王星は根本的に見直しするわけです。


海王星の出方の影響で、既存の社会のルール的に

「制裁」を受けた後、ボランティアなど福祉の世界に身を投じるような行動を起こすパターンも見ていると多いなと感じます。


これについても世間からは「パフォーマンス」だと叩く風潮も見られるけれど、本人にしてみれば自然な流れなんじゃないかと思うんです。

「海王星」の影響は犠牲精神、奉仕精神として出ることもあるので。

わかりやすい言葉でいえば「優しい」人が多いんですよね。


優しさの出し方って難しいと思います。

相手の気持ちを思うあまりに強く出れないこともあるわけですし。


また、海王星の影響が強い人というのは、全てにおいて「境目」があやふやになりがちなので、いろんなものに影響を受けやすいし、今あるものに満足せず、理想を追い求めていくようなところがあるので「地に足がつかない」ような生き方に足を踏み入れるんだと思います。


それが多くの人を熱狂させる場合もあれば、攻撃の対象になってしまうこともある。


難しいなと思います。


ありきたりな答えになってしまいますが、やっぱり「海王星」のエネルギーは、芸術や想像の世界に流れるようにルートを作るのが一番危うさを回避できるんじゃないかと思いました。