蟹座シーズンということで「蟹」サインについて途中まで書いていたんですが、なんだか散漫になってきたので、一旦仕切り直し、テーマを決めて改めて手をつけています。
蟹サインは「模倣が上手」なんていわれたりします。
これはルーラの「月」がなんでも取り込もうとする性質があり、月の年齢域に幼児が母親や生活環境を通して自分の中の安心のパターンや感情の動きを身につけていくことからもわかります。
「まねっこ」が得意なんですね。
異質なものは不安なので「蟹の世界観」では攻撃の対象になります。
身内意識、仲間など、蟹サインを表すイメージからも解放感というよりは閉塞感が強いです。
おんなじようなものに安心する。
なので蟹は同化しようとします。
異質なものを認めない集団の中で生きていくには必要なことなんです。
「同化」は「親近感」に繋がります。
MCが蟹サインであったり、月がコンジャンクションしてたりすると、大衆性や親しみやすさを感じさせる人になります。
職場に8ハウスに蟹サインの「太陽」「水星」「金星」が在室している知人がいます。
そして、やはり模倣力の高さを感じます。
8ハウスということもあり、ある特定の人の影響を強く受けています。
その「特定の人」というのは、知人の「直属の上司」です。
口癖、話しのまとめ方、メールの文面等、最近とても似ていると感じます。
これは、私個人がそう思っているだけではなく、周囲の他の人も同様に口にしていることです。
不思議なことに自分では気づいていないようで、似ていることを伝えてみたら驚いていましたが。
水星金星は特にタイトにコンジャンクションしているので、好ましいと思うものを無意識に取り入れているんだと思います。
この知人、姿勢がとても良くて、聞くと幼い頃からバレエを続けていたそうですが、模倣力、バレエにも活かせそうな気もします。
他の身近な蟹サインが強めな人も見てみます。
3ハウスに蟹サインの「太陽」「水星」「土星」が在室している古くからの友人。
学生時代からのつながりなので、当時流行っていたカラオケボックスにもよく2人で行きました。
お互いのマニアック具合が似ているので、他の人と一緒だと選ぶことをを躊躇してしまうような曲をよく歌ってました。
この友人、ハモリがめちゃくちゃ上手いんです。
原曲から完璧に耳コピ。
この辺りは五感に優れている「アセンダント牡牛」が活かされているとはいえ、それをすぐに習得しカラオケで私のメインのメロディに合わせてハモることができるレベルまで模倣できるのは「蟹」の部分じゃないかと思ってます。
あとはですね、この友人、当時からお笑いが大好きなんですが、ネタを完コピして私によく披露してくれてました。
これ、3ハウスっぽいですね。
私自身は笑いに疎い人間なので、元ネタを知らないんですよ。
なんですが、ちゃんと「笑える」レベルに披露してくれる。
おそらく、話の「間」や「タイミング」など、理屈では説明できない部分をちゃんと真似ることができているんだと思います。
そう、蟹の「模倣」って、本の文字をノートに書き写したり、写実的な絵画といった、努力や技術があればできる模倣というよりも、「印象」を模倣するのに近いのかもしれません。
例えば「蟹」の表すものとして大衆的な「アイドル」も当てはまります。
みんなで同じ格好をするような、際立った個性はむしろ邪魔になるようなアイドル像です。
そのアイドルを「個人」ではなく、「グループ」としてみた時に、よく知らない人からは
「みんな同じような格好と髪型で見分けがつかない」なんて、声が上がることはよくあります。
一人一人ちゃんと見れば特に似てるわけでもないのに。
「蟹」の模倣というのは、こんなふうに「印象操作」をさせることなのかな、なんて思いました。
「似てると思わせる」ことが得意。
それは対象となる物事や人の「特徴を捉えることが得意」ということかもしれません。
水のエレメントの水星全般にいえることですが、学習方法として暗記は得意だったりします。
水は吸収したものを自分の中で一体化する力に優れています。
おそらく感覚的に物事を捉える性質があるので、大体の雰囲気、特徴、受ける印象などを捉え、さらに自分の中に落とし込んで、一体化させる。
そこから出てくるものは、そのままではなく誇張されていたりその人自身のエッセンスがブレンドされていたりと、純粋なものというよりも混ざり気のあるものに変質している可能性が高いけれど、オリジナルとは違う良さに変化していることで、そこが水のエレメントの芸術性に繋がっているんじゃないかと思いました。
ちなみに。
相手の発した言葉や感情をそのままオウム返しで繰り返すコミュニケーション方法。
これは「自分の感情を受けとめてもらっている」という安心感につながります。
相手の言葉をいきなり否定するのではなく、一旦受け止める、ということです。
クレーム対応なんかでも使われますね。
やっぱり蟹のルーラーである「月」は受け入れてもらえているということで、不安の払拭になり安心感に繋がるのかなと思います。
そのために備えている「模倣力」なのかもしれません。