占星術の書籍は色々あるけれど、

あんまり深く考えたくないなー、

気軽に読みたいなー、

なんて思う時に、よく手に取るのがこちら。




この本の「4ハウス」の説明に次のようにあります。


その人がリラックして眠る場所。


犬だったらお腹を出して眠れる場所。


ここのハウスに独立の天体である天王星が入っていたら、自分だけの空間が欲しいところ。


↑これ、すごくわかりやすいなぁと思いました。


急所を晒け出せる場所なんですね。

絶対的な安心感。


でも私の場合、上記の例のように、この4ハウスにノーアスペクトの「天王星」が入るので、なかなか「腹見せ」はできないのです。

やっぱり1人の空間は大事。


そして、「月」は12ハウス。

これまた占星術に通じてる人であればよくご存知だと思いますが、「1人の時間」というものがすごく大切になってきます。


この「1人が好き」という気持ち。

今でこそ多くの方が共感してくれると思うんですが、私を含む天秤冥王星世代が10代20代の頃って、まだまだそういった考えはなかなか表に出てきにくい風潮がありました。

思っていても口に出さない雰囲気というか。


天秤は調和やバランスを重視する世界なので、「みんな一緒で安心」「出る杭は打たれる」にもなりやすい。

風の活動宮らしく、自らいろんな人と関わり繋がりを持つことがよしとされがちかもしれません。

ここに反する「引きこもり」や「ぼっち」「おひとりさま」なんて言葉、今でこそ自虐的に使われたり市民権を得ていたりするけれど、

やっぱり冥王星「蠍」サインを経て、「射手」サインにうつり、この「ひとりもありだよね」という感覚が一般的になってきたように思います。


そんなこんなで、「一人が落ち着く」という感覚を持ちながらも、周囲に合わせて生活していた若い頃。

人と会った後、どっと疲れることが多くありました。

もちろんその時は、「楽しい時間」を過ごしたわけなんですが、でも、「ひとり」になった時の安堵感がどうしても勝ってしまう。


占星術なんてもちろん知らなかったから、自分のそんな感覚はなんだかおかしいもののように感じていました。


私の場合、冥王星天秤に加え、「土星」は蟹サイン。

「感情を共有できる関係性」を作らなければならないという義務みたいなものも感じていました。

それが「普通」という感覚。


周りを見ても、みんな恋愛してる。

出会いの場を求めていく。

結婚を意識し始める。


本当に自分がそうしたいか?といわれればわからないけれど、

そうしなきゃいけない雰囲気や圧は感じていました。


冥王星天秤と土星蟹世代なので、「パートナーシップ」や「家族」に意識がいくのが当たり前というか。

でも、その波にうまく乗れなくて、色々足掻いていたように感じます。

そんな自分も、もちろん「自分」なわけですが、いま思い出すと、「自分」を偽っていたなーという感覚。



なんですが、タイトルにもあるように、逆に「結婚」をすることで、

すごく自由になれた気がしたんですね。


もう、「恋愛」の土俵から一抜けたをしても、「結婚」してれば変に思われない。

「一人」で旅行したり、ご飯食べてても「寂しい人」と思われない。

(追記:私自身は他の人のそんなところを見ても、寂しそうとは思わないです。誤解を生みそうな表現なので念のため)


全て自意識過剰の問題なんですが、結婚をすることで自分の中での言い訳が立つようになったんです。

「一人が好きだけど、それは自ら選んでいるんだよ、誰からも必要とされてないわけじゃないよ」

と自尊心を満たせるようになったのかも。


「結婚」することで不自由になった、しがらみが増えた、と思うパターンもあるかと思います。

もちろん私にもあります。

わかりやすいところでは、自由に使えない「お金」や「時間」が増えたり。

あとは自分のことだけ責任を持って生きていればよかったのに、

夫婦となると、私の行動が、配偶者の行動がそれぞれお互いに影響を及ぼしてくる。


なんですが、やっぱり気持ちとしては「自由」なんです。


その理由、自分のネイタルチャートを紐解いていくことでなんとなくわかってきました。



私は「8ハウス太陽」なので、そもそも生きる目的が人と深く関わることになりがち。

「結婚」が自尊心を満たすことにも繋がるのはそういうわけです。


そしてこの8ハウスのカスプが水瓶サインで、ルーラーの「天王星」は4ハウス、サブルーラーの「土星」は12ハウスにとんでいます。


4ハウス在室の天王星蠍「一人の空間が落ち着く」

12ハウス在室の月蟹「一人の時間が必要」


これらは、8ハウスの「人と深い繋がりありき」なんですね。


「ひとり」を堪能するためには、あえて「結婚による深い関係性」が必要だったともいえます。


結婚生活における、多少の不自由さを受け入れることで、自分の居場所や心の安堵感を手に入れることができたということです。

天王星や月のサインはいずれも「水」のエレメントなので、人と気持ちを分かち合ったり、相手の深いところまで潜り込みたいという欲求もあります。

でもそれは、「狭く深く」なんですね。


そして同時に8ハウスの「太陽」も活かしてる。


そしてドラゴンヘッド蠍サイン、4ハウス。


「お腹を出して眠れる場所」を手に入れることが、生きる上での満足感につながります。

いくらお金があってもダメだし、人に必要とされてたとしてもそれだけでは足りない。

無防備な自分でいられる場所を作ることで、他のハウスのいろんな活動を頑張れるようになるわけです。


私の4ハウスのドラゴンヘッドと12ハウスの月はトラインですので、

「お腹を出して眠れる場所」の存在は、同時に「月」も安心できます。


今思えば、結婚の数年前に実家を出て、生まれて初めて「一人暮らし」を始めたんですが、

ここが自分の「4ハウス」を意識するきっかけだったのかもしれません。

また、実家にいたときも、「自分の部屋」が大好きで、よく一人でこもっていました。


全て「今思えば」という後出しになってしまうのですが、

4ハウス天王星につながることがどんどん出てくる。


4ハウス天王星というと、「引っ越しが多かった」なんてよんだりすることもあるようだけど、これは全く当てはまらない。


あとは「家族が個性的」であったり「それぞれ自立している」とか。

これはちょっとわかるかな。


結婚後も「生まれ育った家族」と似たような「家族の形」を無意識に作ろうとすることはあるんじゃないかと思います。

4ハウスというのは、MCの対極、時間でいうと真夜中です。

「安心して眠る」ことが必要な時間。


私の場合、8ハウス→4ハウスで、「深いつながり」を持つことで「安心して眠る」ことにつながる。

そしてそれは「天王星」っぽい関係性。


天王星は蠍サインなので、

「1人の空間」は必要でも、気持ちの面では繋がっていることが大切なのかも。


「結婚」という契約自体は7ハウス案件だけど、そこから生まれる「切っても切れないような深いしがらみ」があることで、気持ちが切れない。


それが「情」と呼ばれるものかもしれません。


「情」があるからこそ、簡単には壊れないという過信にも似た安心感。


これは夫も8ハウスに「太陽」「冥王星」「ドラゴンヘッド」がらあるから、余計にそう感じさせる気もします。

どんなに喧嘩してで「大丈夫」という過信はあるのかも。

これはトランジットの星の動き等で、足元救われないようにしたほうがいいかもしれない。


そういう意味でも、私の場合はやっぱり「結婚」することで、「情」というしがらみを手に入れたことが、精神的な「自由」につながっているんだなーと思いました。