「1ハウス」の解釈が難しいなーと思うことがあります。


「自分自身」、「自分の存在」なんて言われるように、アセンダントやこのハウスに在室する天体は、その人自身に大きな影響を与えます。


単純にチャートをよむとしたら「火星」が入ってたら、「火星っぽい人」になるわけです。


でも、そんな自分については「無意識」だったりもします。


ホロスコープを時間軸で見た時に、1ハウスというのは「夜明け前」の夢現の時間。

陽が昇り始める直前の時間帯です。

1ハウスに「太陽」が在室している人は、夜明け前の時間に産声をあげたことになります。


この時間、眠りは浅くなってきて、身体は朝に適応しようとしはじめているけれど、意識はまだはっきりしない状態です。

身体と意識が一致していないというか。

わかる人にはわかる例えになっちゃいますが、金縛りの感覚に近いかも。



この状態に強く不安を感じるのは、私のアセンダントに土星がコンジャンクションしてるからでしょうか。


もしくは1ハウスを支配する天体が「土星」であることも影響しているのかもしれません。



ですが、生命を維持しようと思ったら、まずは「身体」を守ることが必要です。


ご飯を食べることができなくなれば死んでしまいますし、それこそ何かしらの理由で意識がない場合でも、点滴などで身体に水分や栄養を入れ続けなければ生命維持ができない。


平和な時代や社会で暮らしていると、この「生命維持」という部分がどうしてもリアルに感じにくいのですが、そもそも1ハウスは「生きること」を意味するのかな、なんて思ったりもするんです。


ご飯を食べたり眠ったりと、生命を維持する為の行動って無意識です。

誰から教えられるわけでもなく、生まれた時から備わっている機能。

お腹が空いたら食べ物を求めるし、睡眠を取らずにいることは不可能です。


無意識である必要があるんです。



でも、身体に対する生命活動が無意識に行われていても、生きることに対して背を向けたくなるようなことってあります。


1ハウスの「生きる」ということは、単純に身体を守ること以外にも「他者に存在を認めてもらう」ということだと思います。


自分の存在を無視され続けたり、否定されたりすることで、人は生きる気力を失います。


だから、自分の存在をアピールするし、認めてもらおうとする。


7ハウスの「他者」から、存在を必要とされることで、1ハウスの「自分自身」が満たされるのではないかと思います。



「存在を必要とされる」ということと、「役に立つ」ということとはちょっと違います。


役に立たなくても、なんなら迷惑ばかりかけられたとしても、存在することに意味がある。



そんな自分になる為の方法。


アセンダントのサインやチャートルーラー、チャートルーラーがどのハウスにあり、どんなサインなのか、また1ハウスに在室する天体の性質や、エネルギーの流れを考えることで、ヒントが見つかるかもしれません。



私の場合はアセンダントは獅子サイン、チャートルーラー太陽は8ハウスで水瓶サインです。


「太陽」を使って、他者の才能を照らしたり、他者の持ち物を輝かせることで、その存在を認めてもらいやすくなります。

アセンダントは獅子サインなので、カッコよく、堂々と。

太陽は水瓶サインなので、普遍的でどんな社会や時代でも通用するようなやり方がいいかもしれません。

アセンダントには土星がコンジャンクションしてるので、責任感故の自信のなさも見られますが、時間をかけることで自分の存在を確かなものにしようとします。


その土星は、6ハウスにインターセプトする山羊サインのルーラーなので、社会の役に立てるように自分を成長させることが、存在をアピールすることにつながります。



もちろんこれは、私が今、「日本」という国の「令和」に生きているが故の1ハウスの解釈です。


おんなじホロスコープを持った人がどこかにいたとしても、背景が違う場合は解釈ももちろん違ってきます。


「月」を無理させないことも大事だけれど、1ハウスも「生きる」ということにおいて、大事な部分だと思いました。



占星術鑑定、密かにはじめています。

よろしければご検討ください。