関係性をここで書くのは控えさせていただきますが、先日の蠍座満月のまさにその時間、午前2時過ぎ、とある方が人生を終え、旅立ちました。
誰もが羨む「大往生」とのことでした。
お亡くなりになった時間を聞いた時。
うわぁー、満月の時間。
と思って、不思議な感覚がありました。
実はこの方、「星」ととても縁の深い人生を送られているのです。
そして、魚座29度の太陽をもつ、どこか浮世離れした雰囲気をお持ちでした。
冥王星を含む活動宮のグランドクロス、金星、海王星、火星の火のグランドトライン、水星と天王星のコンジャンクションなど、トランスサタニアンがバリバリきいたチャートからは波瀾万丈な人生を想像しますが、実際のその方は飄々としていて微塵もそんなことを感じさせない。
でもよくよく聞くと、その行動力と未知のものに対する探究心は脱帽するようなエピソードがいっぱい。
NHKの「朝ドラ」のモデルになれそうな経歴の方です。
すごく不思議な方であり、魅力的な方でした。
訃報を耳にした後、共通の知人と連絡を取りました。
この知人は、私が占星術にハマっていることを知りませんが、「星」と縁の深いその方が「満月」になる瞬間を選ぶかのように、旅立ったことを誰かに伝えずにはいられなかったのです。
私の話を聞いた知人が一言。
「〇〇さん(亡くなった方)、かぐや姫みたいだね。」
…一見、突拍子のない発想かもしれませんが、そんな知人の言葉がすごくしっくりきて、2人で笑いました。
地球では仮の姿で、偉大な功績を残したのち、本当に月に帰ってしまったんだとしても、全く違和感がなかったんです。
知人とこの話をしたあと、今度はこの方のソーラーアークを拝見しました。
占星術で「死」を見ることはタブーなのかもしれませんが、ちょっとそれとは違うんです。
この地球からの旅立ちに関して、チャートになにか「幸せな」象徴があるんだろうという予感と希望があったので、それを「確かなもの」にしたかったというか。
ソーラーアーク、出してみました。
ネイタルチャートの冥王星にソーラアークの太陽がほぼ0度でコンジャンクション。
不謹慎かもしれませんが、地球に来た時から「帰る日」が決まっていたかのような配置に、これは「必然」の出来事だったんだと安心しました。
さらにネイタルの木星にはソーラアークの冥王星がこちらもほぼ0度でコンジャンクション。
全てをやり遂げて、心残りなく旅立つことができたのかなんて想像します。
こうやって書いてみて、ほんとに作り話みたいなミラクル。
「この世に生まれた使命」的な運命論はあまり好きではないんですが、「もしかしたら、そんなこともあるのかも」とちょっと信じたくなるようなソーラーアークの天体配置。
そして一転、翌日は雨の1日。
これじゃ月も地上からだと見えないでしょうか。
ほんとにベストなタイミングでの旅立ちだったような気がします。
しかも「雨は去った人を惜しんでる涙」という話に救われた事がある身としては、ちょっと感慨深い雨の1日でした。