おかげさまで鑑定依頼のご縁が続いています。
ホロスコープは「人生の地図」や「人生の設計図」に例えられる事が多いですし、表現として上手いことをいうなーと思ったりします。
でも鑑定する立場になってみて、最近私が感じていること。
それはホロスコープって「パズル」や「テトリス」みたいだなぁということです。
チャートをパッとみた時に、目につく天体やアスペクト。
例えばアングルにのっていたり、ステリウムやオーバーロードになっていたり、またまたアスペクトが多かったりと、目立つ部分ってあります。
そういったポイントは、その方の特徴や資質としてやっぱり目立っていたり、ご本人にも自覚があったりする事が多いです。
パズルで言ったら、四隅の部分や絵柄が分かりやすいとこみたいなかんじです。
もちろん、わかりやすいピースからはめていきます。
だけど、パズルをしてると「これってどこにはまる?」というピースも出てきます。
絵柄がなく、他のピースとのつながりがわかりにくかったりするようなピース。
「テトリス」だったらこんなん、どうやって使うの!?という形のブロックが落ちてきた時とか。
とりあえずはよけておいて、わかりやすいピースやブロックを使っていきます。
だけど残っていたピースも、最終的には他の部分を先に埋めていくことで「ここだったのか!」と分かるし、テトリスも「ここに使える!」と気づき、そして見事にハマった時は、なんともいえぬ達成感があるわけです。
チャート鑑定してると、これに当たる事があります。
チャート全体の中で、一つだけ雰囲気が違うサイン、あまりアスペクトがない天体、チャート全体の特徴的な資質とギャップのあるアスペクトなど。
ここだけ最初に見ると、うーん、となりますが、全体を読んだ上で改めて考えてみると、「その役割」が見えてきたりするんですよね。
そしてそんな部分が、チャートの中で「いい仕事」をしていると感じることも多いです。
目立たないけど、それがないと完成しない。
どうやって扱ったらいいかわかりにくいけれど、上手くハマることでパワーアップできる。
鑑定結果をお届け後、ご感想などフィードバックから気づくことも多いです。
あらゆる方面から見ていくチャート鑑定。
単純に「おもしろい」です。
「全集中」が苦手なので時間はかかります。
仕事や家事、他の趣味と並行してやっていくのが自分には合いそうなんて、今はちょっと思ってます。
チャートだけ見てると、その世界のみで完結しちゃう場合があるけど、毎日の生活の実体験から、「あのチャートを配置はこういうこと?」と気づくきっかけになることもあります。
ブログを書くのも、その一環かもしれません。
思考の整理。
この感覚をうまく伝えられる語彙力と表現力があればいいのですが。
占星術のチャート鑑定じゃなくても、実生活でこういうことっていっぱいありますし、わりと理解しやすい感覚なのかな、とも思います。