担当している学校の地区の役員の仕事で、ここ2日間地味に気になっていることがありました。
(過去形な話)
新学期から地区に転入してくるお子様の保護者に確認したいことがあり、ご本人了承の上、他の方からLINEIDを入手して連絡したのですが、私から送ったLINEに既読がついたものの返事が一向になし。
既読がつくということは、読んでるよなー。
お仕事など忙しいのかもしれないけれど、回答でなくても、スタンプでも了解の言葉ひとつでもなにかリアクションはないものなのか。
自分ならそうするんだけど、という思いも含めモヤモヤしていました。
自分と相手との行動パターンや気の回し方の範囲に違いがあることはわかっています。
それこそ占星術からわかること。
それでも気になります。
こういう時、私はすごく自分の「月土星コンジャンクション」の性質を感じます。
これか「責任」を伴わない案件であれば、そこまで気にしないで済むんです。
月に150度の太陽水瓶が「個人個人の事情も配慮してね」とアシストしてきます。
だけど、相手の生活リズムを尊重するばかりに、直接電話するという行動にうつせないのが、まさに150度のクインカンクスだなと。
ただお金が発生しないとはいえ、任された役員の仕事なので、待つ間もモヤります。
このモヤりが重くて苦手です。
活動宮の月蟹なので、はっきりしない状態は苦手です。
解決策を目指してさっさと動いて感情をスッキリさせたい。
でもそれができない状態。
太陽水瓶が「ちょっと待て。それが自分と相手のペースの違いということだよ」と諭してくる。
月と土星が一緒に動くので、自分の中に生まれた感情は外に発散する代わりに内面に向かっていく。あ、これは「12ハウスの月」ということも関係してそう。
自分でもめんどくさい部分だなーとは思います。
だけどそもそも「自分から相手に連絡をとる」という初動は起こしてる。
なにもリアクションを起こさないのは相手方の性格、または事情によるもので私自身でどうにかできることではない。
そしてわたしが責任を負う必要もない。
もし連絡がこのままつかなかった時の次の手も考えている。
なので、そこまで気にする必要もないんですよ。
だけど気になる。
「忙しくても、とりあえずリアクションくらいできるだろう」
と自分の行動基準から外れている相手を心の中で非難する。
「土星」の責任感がそうさせてくる。
と、こんなモヤモヤをかかえていたんですが、
昨晩遅く、相手から連絡がありまして。
返信が遅くなったお詫びも含めの回答。
正直ホッとするとともに、それまでの相手に対するモヤモヤはすっと消えたんですね。
「月」は満ち欠けを繰り返します。
そう、「変化」するもので、だからこそ「感情」でもあるんです。
そして感情は不安をもたらす。
しかも「蟹」という月にとってはホームにいる私の月。
でも幸いなことに感情が長続きしないということは嫌な感情も消えるのが早いということ。
でも蟹という排他的な部分があるサインであることや土星が絡んでる分、一度「敵」認定まで至ってしまうと、その思い込みは簡単に撤回できない気もします。
それでも「太陽水瓶」はわりと表面には出さずに普通に接しようとしますから、対面的な部分だけを取り繕うことは案外できちゃうのです。
これが150度は難しいけれど、「しつけていく」ということなのかもしれません。
太陽と月のクインカンクスの場合、月が太陽によってしつけられていくようになります。
私の場合、「感情的になりすぎないように、理性で考えて」というあたりでしょうか。
そう考えると、自分の中での割と厄介な月にゆるくコンジャンクションしてる土星も、太陽の意図を汲んでいるのかもしれません。
「土星」は水瓶の副支配星ですしね。
私の場合、この「土星」がいい仕事をするからこそ、「月」がほどほどにしつけられ、「太陽」に深みをあたえている。
チャート全体を見ることってこういうこと。
強調されていたり、自分がしんどいと思うようなアスペクトは、ある程度の年齢を重ねた時に、チャートの中で強みになっていく。
繰り返し葛藤があったからこそ、いい方に活かせるようになるというか。
だからしんどいことも、ある程度は立ち向かっていった方がいいのかも。
「立ち向かう」という表現は私が活動宮の月だからであって、躾けられる側の天体が不動宮なら「しんどいことはある程度耐えながらも勝機を見極める」、柔軟宮なら「策を練った上で逃げることはあり」という感じになるかもしれません。
同じように太陽と月でクインカンクスになる方たちと検証できたら面白そう。
ちなみに今日、この方と直接LINE通話でお話しする予定なのですが、相手の雰囲気がわかったのでむしろちょっと楽しみです。
相手の雰囲気がつかめ安心できると、感情もプラスに動くのが、まさに月蟹だなーと自分でも思います。