スギ花粉にやられて、内服薬の影響もあり、睡魔でいろんなところに支障が出始めています。


我が家の場合、夜、洗濯をして干してから寝る生活リズムなんですが、ここのところ洗濯機を回したはいいけれどそのまま寝落ちしてしまい、未明に身が覚めてボーっとしながら干す事が続いています。


そんな時、もちろん起きるのはかなり辛いんですが、目がしっかり覚めた後は結構元気で、頭もクリア。

チャートをよんだりと何かしら占星術関連のことに意識が向きます。


「朝活」

というより、「夜明け前活動」。


金星のことを

「宵の明星・明けの明星」

と呼ぶことを知ったのは学生時代ですが、

まさに空に「明けの明星」を見ることができる時間帯です。


金星は快楽を表す天体でもありますが、

「宵の明星」が空に見える時間帯、

つまり仕事を終えて帰宅する途中、

金星を空に見つけると、

自分に「一日お疲れ様」と言いたくなります。


この時間、家に帰れば食事を作ったりとまだ一仕事あるものの、家事をしながら音楽聴いたり占星術関連の音源を聞いたりと、金星の喜びを満たす時間にもなります。


そして先ほどあげた

「夜明け前活動」。

みんながまだ寝静まっている時間帯の1人時間は趣味など好きなことに没頭できる楽しさがあります。



ここで今回の記事タイトルにつながります。


「金星」か関わる「快楽」や「トキメキ」っていろんな種類があると思いますが、その中でもわかりやすいのが「恋愛」かもしれません。


でも私自身を振り返ると、

「特定の相手を必要とする恋愛」よりは、

音楽、二次元作品など、自己完結型の喜びとして金星を満たす事が多かったなぁと感じます。


これ、なんでだろう、と考えた時、

チャート全体の要素を見ても思い当たる部分はあるのてすが、特に「金星」の状態をみた時、「月」や「木星」とタイトにアスペクトを組んでいることも関連しているかな、と思いました。


「金星」も「月」も受け身の天体なので、楽しいこと、安心することを求めるけれど、その状態を手にする為に、傷つくことは避けがちです。


「金星」が人間関係の調和を求めた時、相手の嫌な部分が見えたとしても、関係性を悪くすることを避ける為、あえて何も言わないし、「月」が幼い頃から慣れ親しんだ方法を好むあまりに、新しいことに対しては一歩を踏み出す勇気が持てないなんてことも、それぞれの天体の性質ゆえだと思います。


でもここに「挑戦すること」「勇気を持つこと」「リスクをとってでも勝ち取ろうとすること」をよしとする火星が絡んだり、「自分はこうありたい」と理想を掲げる太陽が絡むと、金星や月は、もしかしたら傷つくことがあるかもしれないけれど、受け身の状態から変化します。


「火星×金星」は恋愛に向いたアスペクト

なんていわれたりするのはそんなわけだし、

「火星×月」も積極性や活発さが出てきます。

「太陽×月」「太陽×金星」も人生の方向性に月や金星が絡んでくるので、喜びや安心できることを目指そうとする。


もちろんアスペクトがハードがソフトにもよると思いますけどね。



「金星」について話を戻します。

私の金星は火星や太陽とアスペクトがない反面、

月や木星とタイトにアスペクトをとっています。


金星が感性で素敵なものを見つけ、それに対して月が感情を動かし、木星で大きく広がり膨らんでいきます。


なので自分の中だけで「快楽」や「トキメキ」を感じたり、幸せな気持ちに浸ることは得意なのでです。

でもこれって、あえて傷つく可能性もあるのに火星でリスクをとりたくないという風にもいえます。


自己完結で幸せになれる分、自分が傷つくかもというリスクをとってまで新しいこと、慣れないことに手を出さないということです。


恋愛なら、

自分の好意を示しても、否定されると傷つくから片思いでいいや。

とか、

二次元、推しに課金。

みたいなかんじです。


ただ、金星の年齢域の時、自分の金星にピッタリ火星をのせてくる方とお知り合いになったのですが、案の定この時は、「恋に落ちた」状態になりましたね。

今思えば、まさに星の通りだったわけですが。


相手の火星の影響をうけて自分の金星が「否定されるかもしれないけれど、この人の好意が欲しい」と思うことで、私にしては珍しくいろいろと行動にでたり好意を自分なりに示しました。


結局、恋愛関係には発展しませんでしたが、あの時の行動力は今思い返すとなんだかけっこう頑張ってたなと自分でも思います。

その分、感情面の揺れ動きも凄くて結構大変でしたが。

ネイタル月と土星がゆるくコンジャンクションしているせいか、自分の中での想定外の感情の動きが起ころうとすると、「平常心」を保とうとするのに、それがうまくバランスがとれない。


それこそが恋愛の醍醐味と考える人も多いと思うけど、私にとっては感情の振れ幅が大きすぎるのも心臓に悪かったです。


ちなみにこの時期は、トランジットの海王星がディセンダントにピッタリのってたり、ネイタル太陽にプログレスの金星がこれまたピッタリなっていたりと、そりゃ恋愛脳になるよね、という星回りでした。


なので、シナストリーの火星×金星コンジャンクションだけでなく、他の要因があったことは否めない。



とはいえ、やっぱり「金星に対する火星の威力」はやっぱりあるんじゃないかと実感します。


まだまだ検証不足なのですが、このネイタル金星にトランジット火星がアスペクトをとる時期を観察してみると何かしらありそうです。

ただトランジットの火星がネイタル金星にタイトなアスペクトを取る期間は短いので自分では気付いてない可能性もあるかもしれませんね。



そして、この自己完結型な私の金星。

「1人で金星の楽しみを満喫できる」というのはすごくお得な性分だと思うのですが、傷ついたり否定されることがない分、歯止めが効かなくなります。


金星□木星スクエアは「贅沢アスペクト」なんていわれたりしますが、その時にハマってるものにお金を注ぎ込んだり、嗜好品がやめられなくてどんどん太ったりと、いいことばかりでもありません。

ハードアスペクトな分、どうしても過剰になりがちです。


なのであえて、自分の「金星」にセーブをかける方法も時には必要です。


推しにつぎ込んだお金を全て計算して現実に立ち戻ったり、時には体重計にのって、その増加に打ちひしがれたり。


ショック療法です。

月に訴えかける。


すると金星は快楽、喜びを追い求めることに躊躇し始めます。


あくまで効果は一時的なのですが…。


一番いいのは、ハマりすぎても悪影響のない「金星」の楽しみを見つけることかもしれません。

お金のかからない趣味を楽しむとか。

身体を動かすことに喜びを感じられたら凄く良さそうだけど、私の金星山羊はそこにあんまり魅力を感じないんですよね。


私の6ハウス金星山羊は4ハウスカスプ天秤と11ハウスカスプ牡牛のルーラーでもあるので、家など自分の落ち着ける場所づくりに凝ったり、友人と一緒に健康と美容の為の運動をしたりするのもいいかも、なんて思いました。


そういえば、園芸作業に没頭してる時期は一番お金も使わないし暴飲暴食も抑えられているかもしれない。



余談ですが、結婚前は、彼氏が途切れない印象だった妹のチャートを改めて確認してみたところ、金星は火星とのアスペクトはありませんでしたが、天王星とのスクエアがありました。


これはこれで、停滞を嫌うというか、時には刺激が欲しくなる「金星」という感じもしますので、なんとなく納得です。


でも結婚後はそんなこともなく、とても仲の良い夫婦なので、ご主人の星が何かしらこの妹の金星□天王星スクエアに調停しているか、もしくは太陽や月など他の天体がプラスに働いているのではと予測しています。