ずっと以前から「多分、蠍が強いんだろうなー」と思っていた職場の方がいます。


先日、誕生日を知る機会がありまして。


こっそり答え合わせをしてみました。



チャートを拝見すると、やっぱり蠍サイン強調。


太陽、水星、木星、海王星が蠍サイン。

太陽は蠍0度。

0度なので。そのサイン本来の姿というか、宝石の原石のような度数です。


なぜ「蠍が強そう」と思ったかどうか。


まずはその方の雰囲気。

「陽」より「陰」

「乾」より「潤」

「光」より「闇」

「白」より「黒」


寡黙な中にも鋭さのある言葉。

不用意に発言せず、ひたすら聞き役にまわり、

でも最終的に発言した言葉はずっしりと響く。


そして新しく入ったスタッフへの接し方。


とても丁寧な雰囲気で、相手の緊張を和らげるように、優しく話しかけたりフォローするのは、金星天秤や蠍サインで木星や海王星も含むオーバーロードになってるからだと考えます。

太陽と海王星はタイトにコンジャンクションです。


だだ、本当に丁寧に、優しい接し方で新スタッフとかかわる反面。


相手側、つまり「新スタッフ側」から

「一緒に仕事をするのが怖い」

としばらくするといつも声が上がってくるのも実はこの方の特徴です。


緊張を和らげているような接し方をしていても、相手にはそう受け取られないというか。


これは、この方が「優しく丁寧に」接している分、相手にも「誠実さ」や「丁寧さ」を暗に求めている故だと思います。


ご自分が気にかけた分、相手に対しても真摯に向かうことを要求してくる。


もちろん当たり前のことだと思います。


でも、これが「なかなか難しい」のは、占星術というフィルターを通すとよく分かります。


いろんな人がいます。

年齢も性別も様々。

価値観や考え方も違います。


私のアセンダントはこの方の太陽0度とピッタリスクエアをとるせいか、「相手に求めるもの」のレベル自体がそもそも高すぎるのでは、なんて実は思ってしまいます。


でもそれが「蠍」なんですよね。



相手が仕事の「本質」を理解しているかを見極める観察眼は鋭いです。


表面的な器用さで「仕事をする」ことは可能だけど、これはこの蠍さんの信用、信頼を失うことにも繋がります。


根本的なことを理解しないで、小手先の技や、言葉は悪いですが、「調子の良さ」みたいなものが垣間見える人に対しては容赦はありません。

これに関しては、この方の「冥王星」の配置も大きく影響してそうです。

乙女サインの冥王星が太陽とタイトにセクスタイル、火星とタイトにスクエアなので、「細部」や「正しさ」を大事にしますが、視野は狭くなりがちです。

そこから「ズレるもの」に対しては鋭い言葉で伝えてきます。


そんなこの方の性質。


長年一緒に仕事をしているメンバーならすでにわかっていることなので、むしろ

「自分の仕事に責任のある人」

「この人に任せればバッチリ」

という評価に繋がるのですが、

新しく入ったスタッフにとっては、


「優して丁寧。だけどすごく緊張する。」

と感じることになるんだと思います。


丁寧であればあるほど緊張するというか、

自分も相手の求めるものに答えなければいけないという「圧」。


「適当さ」や「いい加減さ」を認めてくれないような部分があります。


実際、すごく仕事ができる人に対しても、「意見がコロコロ変わる」など性質として「軽さ」を感じさせるような場合は認めないようなところがあります。


それが立場が上の人であっても関係ありません。

「信頼できない人の下では働きたくない」という感情がたまりに溜まると爆発させることもあります。

これは「火星□冥王星スクエア」が発動してるかな。



ただ、仕事のスキル自体は未熟でも、必死に取り組もうとする姿勢が感じられる方に対しては、全てを受け入れるようなところがあります。


失敗に対してのフォローも手厚く、やっぱり水のエレメントの蠍なので、精神面でのサポート力は高いです。


これはこの方の太陽海王星コンジャンクション含む木星水星のオーバーロードや、どの時間に生まれても月が「魚」になることが、このサポート力に拍車をかけていると思います。



また、この蠍さんの「相手に対する信用度」ですが、「不動宮」ということもあり一旦決まってしまうと簡単にはくつがえりません。


「蠍サイン」の性質を考えるとわかるのですが、本来であれば、「個」を捨て、自分が変容するくらいに相手と深く交わりたい。

身も心も全て、というイメージも蠍には強いですが、まさにそんな感じです。


なので、「相手にその価値があるのか」をじっくり見極めようとしますし、変化の激しいものに自分を任せることはリスクが高すぎて躊躇します。


ただ蠍の支配星は「冥王星」なので、どうしても極端になりがちですが、「信頼できる」ということがはっきり感じられた時、評価はくつがえされることもあります。

徐々に、というより、何かの出来事をきっかけに評価がガラッと変わる感じです。


これは周囲から見ててもすごく分かりやすい。


大きく相手への接し方が変化します。

壁が、ある日突然「消える」ような感じです。

「崩れる」のではなく「消える」です。

今までの刺々しい態度はなんだったの?というレベルでの変化が起こります。

むしろ最初から「壁」なんてなかったのではと感じさせるレベルです。


例えば「〇〇さん」と普通に名字呼びしていたのに「〇〇ちゃん」になっていたりとわりと露骨です。


この大きな変化、蠍さんに「信用される」ということが大前提なのです。


また、あくまで「仕事」での関係性だったとしても、そこを自ら踏み越えてきた相手に対してはちょっと違います。


「自分の弱さ」をこの蠍さんに見せることができれば、信頼を得ることにも繋がります。


「相手が自分に対して弱い部分を見せてくる」

これは蠍さんに対して、急所をさらけ出しているのと同じです。

「蠍の毒」でどうにかされてしまう可能性だってあるのに、あえてそれをしてくる。


なのでそうやって「自ら弱い部分をさらけ出してきた相手」というのは、それだけ「自分を信頼している」からこそ、と蠍さんは感じるのです。


これは水のエレメント全般に言えることですが、

「自分を理解してもらいたい」

「無条件で受け入れてもらいたい」

というのが強くあると思います。


でも、理解してもらうためには、受け入れてもらうには、まずは自分がそうする必要があります。

壁を壊さないと。


「蟹」も「蠍」も「魚」も感情ベースのサインなのでそれはわかっている。

でもいずれのサインも二区分では女性宮で受動的です。

自分から踏み込む事は怖い。

でも相手側から壁を壊してくれる事は、自分が傷つくリスクを最小値に抑えられます。


蟹なら、それが共感できることが大切。

一人仲間ができれば心強いです。

おんなじように共感できる仲間を集めるために自ら働きかけ、安心できる小さな集団を作ります。


蠍なら、自分だけに感情をさらけ出してくれたということが大切。

その「特別感」のある関係性をじっくり育み「あなたと私」から「私たち」へと同化させていきます。


魚なら、「踏み込んできてくれた」という事実だけで充分。それが倫理的に正しいとか間違ってるとかは関係ありません。そこには蟹の「小さな集団」や蠍の「私たち」という枠はなく、踏み込んできたもの全てを受け入れようとします。


ちょっと脱線しましたが、

蠍さんにしてみれば特別な関係の「私たち」になりたいんです。


なので「弱い部分を見せてくれる」ということがきっかけとなり、相手のドロドロした感情に触れたり本音を知る事で「秘密」が共有されます。


「秘密」を守る為には「信頼」がなくてはできません。

なので「秘密の共有」には「信頼関係」が必須となります。


蠍サインの意味を拡大解釈すると、

「裏切りに対する冷酷さ」

「執着」

なども挙げられます。


蠍さんにしてみれば、「一蓮托生」です。

共有するものは「秘密」だけでなく色々あります。対向の牡牛サインの意味にも繋がる、「物質的な共有」、要は金銭なども当てはまります。


なので蠍さんが「信用を裏切られる」という事は、精神的なダメージだけでなく、物質的なダメージにも繋がります。


蠍さんは全てを失う可能性も理解した上で相手を信頼し、共有するのです。


なので裏切りには容赦ないし、執着もします。



こんな蠍の性質が強い職場の方。

どうしても特定の相手との確執を生みやすいです。

「みんな仲良く」は理想です。


全てを認め合う必要なく、違いは当たり前だし、目指す方向が同じであればいいよね、というのは太陽水瓶の私の思うところ。

私のアセンダントの獅子は「個性」を輝かせることを重視します。


なので、この蠍さんの「確執」にはめんどくさいなーと思いつつも、なんでそういう風になるのかは理解ができる分、対応が難しいなーと思うのです。