「縁がある人」っていう時、どのくらいの関係性深さを想像するでしょうか。


親子や夫婦の関係性を占星術を使ってみてみると、やっぱりその「縁」はチャート上に表れていたりします。


でも、そこまで近い関係性ではなくても、身近な人や自分が何かしら影響を受けている人のチャートを見てみても、やっぱりその「縁」はチャートに表れていることが多いです。


ただ希望的観測で、「縁があったらいいな」というフィルター越しにシナストリーをみると、いくらでも「縁」は作れちゃうようなところも占星術にはあります。

これは私にも経験がありますし、冷静にならなければいけないところでもあります。


そんな「縁」の話ですが、仕事関係の知人で、

この人とは縁があるだろう、というチャートの持ち主がいます。

チャートを読ませてもらったこともある相手ですが、彼女のASCーDSE軸に私のノード軸が重なっていたり、私のアセンダントに彼女の火星がのっていたり、私の月に彼女の太陽がのってたり。


これは「夫婦」でもありがちなシナストリー ですが、「土星」はお互い影響を受けていません。

あとは私のアセンダントに彼女の火星なので、

やる気を出させてくれる存在と考えると、やっぱり仕事関係の縁なのかなとも思います。


その彼女との「縁」のうち、今回は「太陽と月」に着目して考えてみたいと思います。


先程も書きましたが、私の月蟹に彼女の太陽蟹がコンジャンクションしてる状態になっています。

一方、彼女の月は水瓶サインで、コンジャンクションこそしてないものの、私の太陽水瓶と同じサインになります。

 

■私

太陽水瓶 月:蟹

■彼女

太陽蟹 月水瓶


つまり、それぞれの太陽と月のサインが逆になっているということです。


太陽は公の場で出やすい天体です。

「こうありたい」という自分の意思なので、月のように無意識な姿ではなく、意識して表に出してる自分かもしれません。


彼女の太陽蟹は仕事でも発揮されます。

ちなみにネイタルの太陽は私と同じく「8ハウス」です。


仕事の場なので、いろんな人がいることは理解していても、嫌な思いをする人はいない方がいいという考え方だそうです。

また一緒に仕事を組む時は、相手の能力よりも気が合うかどうか、円滑にコミュニケーションを取れるかどうかが気になるそうです。

そして、相手に対して問題点を指摘することが苦手だそうです。「指摘」自体はできるけど、そのあと気まずい雰囲気になるのが嫌で言い方をすごく考えてしまうそうです。

※彼女の場合、水星金星も蟹サインなので、蟹の傾向はかなり強く出ていると思います。


この話をきいて、私は共感はものすごくできるんです。

言ってることはすごくわかる。


でも、そう感じてるのは、私の中の「月蟹」の部分なんですね。

でも「仕事」なので、そこは太陽にスイッチを切り替えて、彼女に対しては、こんな感じの返しをします。


「いろんな考えの人がいるんだし、得意なこと、苦手なことがそれぞれあるんだから、誰も嫌な思いをしないというのは難しいと思う。誰かの思いを優先したら、他の人が蔑ろになる場合もあるよね。結局は周りの基準に合わせていたら振り回されちゃうから、自分がどうしたいか、ですすめていくのがいいんじゃないかな。」


私の水瓶的返しは、多分太陽蟹さんにはなかなか伝わらないはずなんです。

なんといってもサインの共通項が全くない関係性なので、言ってることが理解できない。

全く想像ができない返答なわけです。


蟹サインは陰・活動・水

水瓶サインは陽・不動・風


で共通項が一つもない。


だけど、彼女は月水瓶なので、感情としては私の言葉を理解できるわけです。

でも、仕事ではやっぱり「太陽蟹」の部分が出てくるかんじです。


お互い、感情面では相手を理解できるけど、仕事でそれはないんじゃ、と思いがちな関係性かもしれません。


なので彼女と「仕事の話」をする時は、

「言ってることすごくわかる」という前置きをした上で、自分の意見を伝えます。

自分の意見が彼女そのものを否定していると捉えられる事を恐れる私の月蟹は、時々フォローの言葉も交えて伝えます。

自分の月蟹は、強い言葉に対して「否定されてる」と感じやすい性質なので、相手もそうなんじゃないか、と思ってしまうんですね。


でも、月水瓶の彼女は、おそらくそんなフォローを入れなくても大丈夫なはずなんです。

ちゃんと私情なのか仕事上の意見かを的確に捉えることができる。


でも、そんな事をしてしまう理由は

彼女の太陽が私の月にコンジャンクションしているからだと思います。


私の月蟹は彼女の太陽蟹に照らされています。

太陽を失うのが怖くて、私は余計なフォローをしてしまうということです。


でも仕事以外では、というと。


おなじくらいの年齢の子供を育てながら働く「お母さん」としての立場や、同じく8ハウス太陽もちという共通点もあり、いろんな事を話せる間柄だったりします。


彼女自身も「占い」など神秘的なことに興味を持ちやすいと話していて、そんなことからチャートを見させていただく流れになりました。


でも、すごく仲良くなる、というわけでもなく、

やっぱり「友達」ではありません。

仕事あっての関係性。


彼女の「月水瓶」の感覚はなんとなく理解できるので、プライベートで距離感を詰められる事は望んでいないんじゃないかと今は思ってます。

お互い、忙しいというのもありますしね。


ただ、この縁がこの先も続くようであれば、トランジットの星の動きなどの影響により、ぐっと距離が縮まりそうな気もします。


また彼女に私が現在している業務をいずれ引き継ぐ可能性もあったりします。


この辺りはお互い「8ハウス太陽」ぽいですね。

私も彼女から学ぶことがあるのでしょう。


なかなかおもしろい関係性だなと思ってます。