こちらで、N月とT冥王星のオポジションの時の体調について以前書きました。
冥王星は動きがかなり遅いので、今私が生きている間にN月にコンジャンクションすることはあり得ませんし、
スクエアも、よほど人類の寿命が飛躍的に伸びない限りないと思います。
ちなみにN月とT冥王星のオポジションについては、既に娘が経験していますが、
小児喘息と診断され、予防的に朝晩の内服と毎晩の吸入をしていた頃と重なっていました。
また、風邪をいったんひくと、高熱から熱性痙攣を起こしたり、
解熱後も喘息発作の為、4時間ごとに吸入が必要な状態になるということが
頻繁にあり、寝る前に吸入をしても朝方になると喘息発作の咳が止まらなくなるなど
今思えば、家族みんなでよく頑張っていたなと思う時期です。
また先日の記事でも書きましたが、「夜驚症」とも重なり振り返ると
「大変な時期だったな」と思いますが、渦中にいる時は、とにかく必死だったので
大変とさえ思わなかったです。
あとになって気づくというのがまさに冥王星。
ちょうど娘のN月とT冥王星のオポジションが完全に外れた頃、今度は私のN月にT冥王星が
オポジションで近づいてきました。
そしてその後、リンクの記事にあるように自分の体調の影響が出てきます。
娘は娘で、保育園ラスト1年の頃よりすっかり丈夫になってきて、滅多に風邪をひくこともなくなり、
寝る前の吸入薬、内服薬、と徐々に減らしながら、7歳になる頃には完全に薬は必要なくなりました。
こんなふうにオポジションは母娘と経験してるので、実感としてあるのですが、
T冥王星がN月にコンジャンクションなら、スクエアならどんな風に影響が出るんだろうと
気になり、身近な人のチャートでみてみることにしました。
妹がN月とT冥王星のコンジャンクションを経験していました。
どこかの記事でこのことについて書いた気もしますが、
ちょうど妹が中学校に通えなくなった時期と重なっていました。
朝起きられず、徐々に学校に通えなくなった時期です。
具体的に何か原因があったというよりも、ホルモンバランスの乱れなど
さまざまな要因が重なった気がします。
妹のネイタルチャートが、太陽魚と月蠍の水のライツであり、火と地のエレメントが個人天体になかったり、
半球の西が強調されたチャートなのも少なからず影響している気もします。
周囲の感情を拾っちゃいやすく、それに合わせようとする部分も多そうなので、過剰に張り詰めた反動で、頑張ろうという気力がだんだんとなくなって、毎日学校に行くということに意味を見出せなくなっていたのかもしれません。
太陽と天王星のスクエアもあるので、生き方の方向性が本人の意思とは関係なく変わりやすいです。
学力自体は悪くありませんでしたが出席日数の影響で、
とりあえず入れる高校に入学したものの、一学期のみ通って辞めています。
姉である私から見た感じでは楽しそうに通っていたんですよ。
友人も多く、むしろ姉よりもずっとリア充。
でも蠍の月なので、おそらく本当に信頼できる人がいれば多くの友人は望まないんですよね。
でも水瓶に金星があるので、多くの友人と過ごすことは楽しかったんだと思います。
でもそれは、きっと本人も無意識に周りに合わせている部分が多くて
どこかで無理がきちゃったんでしょうね。
この先、妹は自分で決めた自分の道を進んで行きますが、
その生き方は、やっぱりホロスコープに見事に出ています。
N月T冥王星コンジャンクションがなくても、おそらくどっかで無理はでていたはずだと思います。
むしろここで気づかせてくれたのが冥王星だったのかな。
妹の今を見ると、ちゃんと望んだことがかなっている生き方です。
妹の時期読みをしてないのでわかりませんが、その後のトランジットの星の動きをチャンスとして活かす努力はしていました。
「星が応援している」という言い回しがありますが
本当だなーと思います。
スクエアは、というと、夫がいましたよ。
時期としてはちょうど私と正式に付き合い始めた頃。
どういうことだ、と思いますね。
今、初めて気づきました。なってこった。
牡羊月を持つ夫、付き合っていく中で、
この月が自己中心的な反応をすることが度々ありました。
周囲とトラブルを起こすことも。
今もそうですが、私にとってこの夫の月はかなりめんどくさいかんじです。
姉妹に挟まれ男の子一人、
私から見れば甘やかされて育った夫。
牡羊の月なので、自分が優位になりたいのは当たり前なんですよ。
私は月蟹なので受け入れようと頑張るけどぶつかる。
かなり厳しめな反応をすることも多かったので
夫にしてみれば圧を感じていたと思います。
まさに向こうも「めんどくせーな、この女」ですよね。
色々あり、いったんはお別れもしましたしね。
でもですね、このT冥王星がN月から一旦離れ、逆行でまた戻ってきた時、
私たち入籍しました。
その直度にT冥王星は順行に戻り、スクエアは完全に外れていきました。
これについてはここに書いたかなー、どうかなー。
これだけ見ると、夫にとっての「冥王星」は私かよ!と笑っちゃいます。
それだけ大きい存在ということで。
でも、でも夫のN土星は私のN太陽を真正面から見張ってる配置です。
お互い様ですね。
まぁ、夫の職場での私の存在は「鬼嫁」としてネタになっています。
いろんなエピソードを話して笑いをとってるみたい。
私は私で、自分の暴走によるエピソードが笑いに昇華され、
楽しんでいただけてるのであれば逆によかった、と思ってる次第です。