先日、「二区分」「三区分」について改めて考え、記事としてあげました。

その中で、いくつかのサインを取り上げて考えたのですが、これをもうちょっとしてみたくなりました。




対向サインセットで考えるとわかりやすいのです。


今回はタイトル通り「蟹ー山羊」ライン。


二つのサインに共通することとしては


女性宮であり、活動宮だということ。

そして「不安を解消したい」ということ。


蟹は外敵から固い甲羅で身を守ります。

山羊は険しい崖など、あえて足場の場所に立つことで外敵から身を守ります。


蟹は自分の感情や心の拠り所が傷つくことを恐れている。

山羊は自分の立場や足元が不安定になることを恐れている。


それぞれ、守りたいものは違っても、「不安」という気持ちが大きくて、

その不安を解消する為に、活動宮なので自ら動いていきます。


その為に、

蟹は「感情ベースで自分が安心できる場所」を作ろうとします。

山羊は「ルールや責任、信頼があることで安定できる場所」を作ろうとします。



蟹は家族・血縁・親兄弟・地域など、

自分が感情を表に出しても、受け入れてくれる集団の中にいると安心できます。

この「安心できる場所」を守るために、自分から働きかけます。

それが世話好き、共感力、包容力、親しみやすい、心配性という風に表に出てきます。

模倣が得意、記憶力がいいというのは、生き物全てが自分と同質のものには安心し、

異質のものに対しては警戒心を抱くというところからきているのではないかと思います。

小さな集団の中で、「異質」であるということは、その集団から弾かれる恐れもあります。

模倣することでその集団の一員として認められるよう自己防衛してるのかもしれません。

記憶力も同様で、その小集団の中の暗黙のルールや慣例、属しているメンバーのことについて

覚えていないと、状況によっては自分が傷つくことになります。

学生さんなど、服装などの雰囲気が同じグループで似通ったものになってくるのは

この蟹サインの「小集団」的な部分だと思います。


山羊は会社・組織・社会的システムなど、

ルールや責任、信頼関係で成り立つ集団の中にいると安心します。

そしてその集団の中で、実質的に「役に立つ」ということで自分の居場所を確保します。

ちょっとしたことで揺らがない、硬い地盤を望むので、ちょっとしたことで崩れない

集団を望みます。

なので、「目的」や「存在理由」がその集団には必要になってきます。

そこには様々な背景を持つ人が集まっているので、「一緒にいる理由」が重要です。

それが組織なら営利活動と結びついたり。

その集団の維持の為には「暗黙の了解」は通用せず、目に見える形で管理されることが

必要となってくるので、その構築に積極的に動きます。

また、「役に立つ」為には努力が必要です。

それが理想が高いなど自分への厳しさにつながったり、信頼を得るためにコツコツと物事を進める

姿として出てきます。

また簡単に人を信用すると、足元を救われる可能性が出てくるので、

どうしても慎重になりますし、融通が効きにくくなります。

「役に立つこと」で自分の居場所を確保するということは、逆にいうと

「役に立たない」ことを恐れます。

この部分が結果重視の考え方や合理主義として表れてきます。


蟹は「不安な感情」を解消するために、感情ベースで安心できる場所を作り、

その場所を守る為に積極的に働きかけます。

この「感情」を重視しすぎると、安心できる場所でわがままになったりと

マイナス面が出てきて、結果、自分の感情が不安定なものになります。

不安定な感情が、家族などの小集団の中で、相手に対する過剰な心配として

出てくることもあります。

安心できる場所から、自分も家族も出したくない。

そうなると、山羊の示す「社会」との不適合を起こします。

なので対向サインである「山羊」を意識することが重要です。

感情をある程度抑えて、相手を信じて社会に送り出すこと。

自分が社会を意識して、信頼を得たり、責任を持って役に立つこと。


逆に山羊は「不安定な立場」を避けるために、規則や管理で安心できる場所を作り、

その場所を守る為に積極的に働きかけます。

この「規則や管理」に固執しすぎると、自分自身や他者の気持ちを蔑ろにしがちになり、

結果、その集団は外枠だけのものになり、内部から崩れていきます。

なので対向サインである「蟹」を意識することが重要です。

感情を出すことに少しずつ慣れ、周りの気持ちを理解し信頼していくことを

学ぶことも必要になってきます。



蟹ー山羊ラインから、記事を書き始めてみましたが、私は蟹ー山羊ラインに天体を多く持っているので

自分の実感としてすごく当てはまる部分が多いです。

書きやすい組み合わせから始めて慣れていきたいという水星山羊によるセレクト・・・。


「不安を解消したい」「感情を共有したい」「役に立ちたい」「自分の存在意義が必要」

全部当てはまります。


また、私は蟹サインの天体は12ハウス(魚のナチュラルハウス)

山羊サインの天体は6ハウス(乙女のナチュラルハウス)に入っていて、

入っている天体のサインとハウスの表す場の雰囲気が似てるのでそれぞれの天体を発揮するのに

あまり違和感は感じません。


ただ、対向のサインであるということ = オポジションの関係なので

どちらかに偏りすぎないようにバランスを取ることが大切になってきます。

そう言いつつも、6ハウス的な場(例えば役割としての仕事や家事)では山羊が強めに出ますし、

12ハウス的な場(自分の内側に向き合う時間、自分を癒す時間など、例えばこのブログもそうかも)では蟹が強めに出ます。


どちらにしても、自分を出せる場、自分が役立つ場を作ることに躍起になっている気がするのは

この「蟹ー山羊」のラインを持っていることが大きく影響しているんだと思います。