いよいよ100記事目まできました。


長年継続をしてる方にはもちろん及びませんが、

自分の中でここまで

辿り着いたというのはちょっと達成感。


何かに熱中するとそっちに時間を

全部持ってかれがちな性格なので

なんとも言えませんが、

占星術は奥深いのでライフワークと

呼べるまで深めていけたらと思ってます。


一つ将来のイメージがありまして、

自分が「おばあちゃん」と呼ばれる年齢に

なった頃、御近所に密かに広がる噂。


「あの家のばあちゃん、占いできるんだって」

「怪しいけど行ってみたい」


というように違う世代の方とかかわるきっかけ

になるツールとして占星術を使えたらという

思いがあります。



■私の仕事のこと


実生活では

他人の人生に多少なりともかかわるような

職種の仕事をしています。


以前は、人とかかわる仕事自体に

苦手意識があったので自分でもびっくりです。


これは時代背景も大いに影響しています。

いわゆる「就職氷河期世代」なので、

仕事の選択肢がそもそも少なかったのです。


新卒後、諦め半分アルバイトをしながら

過ごす日々。

特にスキルもないので消去法で

接客業にたどり着く。


途中、一人で基本できるような

全く異なる方面の仕事と縁があったけど

やってみたら思ったよりも

なにかが違うかんじ。


結局、その後転職して現在も働く会社では

がっつり人と関わる職種です。


はじめは「自分にできるのかな」と不安だった

仕事たち。

でも、やってみたら

「意外にむいているのかも」

と思えるようになってきたんです。


これは私のMCに木星がコンジャンクション

してるせいもあると思います。


このMC木星は月は12ハウス月と6ハウス金星と

タイトにTスクエア。

社会に足を踏み出すことに対して月蟹は

躊躇するけれど木星牡羊は

とりあえずやっちまえ!というかんじです。


いざ仕事にしてみたら、

あれ?思ったよりこの仕事向いてるかも、

となったということです。

木星牡羊サインなので、果敢に挑戦した結果の

木星的な「なんだ、できるじゃん!」という

楽観性。


経験を通して得た自信は最強。


そして占星術で自分でネイタルチャートを

読んでみて「自信」が「確信」に変わりました。



■人とかかわりのことへの苦手意識


今でこそ、苦手意識が軽くなったけど、

遡れば就学前、月の年齢域の頃より

人間関係は、狭く深く、という

かんじでした。

月蟹なので内弁慶だったり、

基本新しい世界は「恐怖」なんですよね。


また、10ハウスあたりの目立つ場所にあれば

この月蟹も、幼稚園や学校などある意味、

「子どもにとっての社会」に当たる場所で、

もっとリラックスできたのではと思いますが、

12ハウスの月なので、いろんな人の感情が

飛び交う現実の世界だと、いろいろ感じすぎて

疲れちゃうのです。

ちょっと見えないくらいで丁度いい。


ちなみに視力が悪く、

免許更新は裸眼では通らないレベルですが

普段、視力矯正してないです。

コンタクトは目が疲れる、

メガネも邪魔、

ということで裸眼を通してますが、

人の表情がはっきり見えない分

余計な気を回さないですみます。


周囲の人の不機嫌そうな表情を見るだけで、

自分が原因じゃないと理屈では分かっていても

いろいろ感情が渦巻きしんどくなるので。


また、オーブは広めですが、月に土星も

コンジャンクションしてるので、

自分の感情を表現することも苦手。

だけど月蟹なので感情自体は自分の中で

どんどん生まれてくる。


「この人だったら自分を否定しないかも」

というレーダーを駆使して

自分と似たようなタイプの友人を

無意識に選んでいた気がします。


その後、狭く深くの人間関係や姉妹のような

関係の犬を通して、感情を外に出す事を

少しずつ体験していきます。

もちろん人と関わることに苦手意識は

消えないけれど、狭く深くの関係性の中では

むしろ伸びやかに自分を出せていたのでは、

と今振り返ると思います。


今でも不特定多数の人と接することは

苦手意識が強いです。

過去に遡ればmixiもしましたが、

リアル友達から新たな輪は広がらず。


でもこれについても自分の中で

矛盾がありまして。


mixiなど、友人を介してのつながりの場合、

そこにはリアルな世界と無関係ではありません。

この中途半端な感じが苦手だということに

気付きました。

この微妙なニュアンスを伝える表現力を

備えていないことがもどかしいのですが。


リアルな友人だからこそ見せている自分が

友人を介して他の人に知られる可能性が

あることについて違和感があるのです。


一部を切り取って知った気になって

「あなたってこんな人だよね」と

ジャッジされることに抵抗があるのです。


仕事の時のわたし。

趣味の交流の場でのわたし。

子供を通しての関係性でのわたし。

古くからの友人関係の中でのわたし。

Twitterのわたし。

Amebaブログでのわたし。


どれがほんとで、どれが偽りということはなく

全部ほんとのわたし。


相手によって、集団によって

見せちゃうと幻滅されちゃうのでは

という部分を隠しておきたいのです。


これはやっぱり感情である月を守りたいんだと思います。


私と同じような人って結構いるのでは。


もちろん、どんな集団にいても同じ顔を見せ、

友達の友達がまた友達、みたいな人もいます。


なんで違いが出てくるんだろうと考えた時、

占星術のフィルターをかけて見てみると

理由がわかります。

天体の配置や強調されてるサインやハウスに

よって人とのかかわり方が違ってきます。


ちょっと話がずれましたが、

人と関わるながら苦手といいながら

初対面の人に対してはあまり苦手意識が

ありません。


この先相手と深く縁ができるかどうかも

わからないので、仮に変に思われても

後腐れないので自分を出せるのです。

自分のことを知らない人に対しては緊張しない。



■太陽8ハウスと占星術


相手によって見せる顔が違うこと。

初対面など関係性が薄ければ苦手意識がないということ。


だけど、これだと満足できないんです。

それはきっと太陽8ハウスだから。

本当はもっと特定の誰かと深く関わり合いたい。


表面的な関わりではなく、お互いの内面の深いところまで

関わることが私のテーマ故なのかなと思います。

ただ、太陽のサインは水瓶なので、深く関わりながらも

自分は自分、相手は相手、と個性を認めた関係性を望みます。


これ、まさに仕事でしています。


でも、「占星術」というツールもそうなんじゃないかと思うのです。


ホロスコープを通して相手の内面に深く関わる。

その関わりを通して、相手が何かしらを得ることができたら

自分も嬉しい。

ホロスコープという個性を認め合いながらも、感情の共有。


ああ、私はこれがしたいんだなーと思うのです。