「記憶スケッチアカデミー」という本をご存じでしょうか。
故・ナンシー関さんによる、編集・著作です。
私、これの最初の本を持っているんですが、続編も出てるんですね。


この本、例えば「鉄腕アトム」などのお題に対して、いろいろな人が想像だけでイラスト化する、
という単純明快な内容なのですが、そのイラスト自体も秀逸ながら、ナンシー関(敬称略)による、ツッコミがまた素晴らしいのです。
声が出なくなるくらい笑った記憶が。
私の中ではナンシー関は「ちびまる子ちゃん」のさくらももこ先生のツッコミをさらに鋭くしたような、
「お父さんは心配性」の岡田あーみん先生のツッコミと似たものを感じるというか。
あくまでこの本から受ける印象で、あとは「消しゴムはんこ」の人という認識ぐらいなのですが。
先日、お風呂に入りながら、海王星のことをぼーっと考えていたら
ふと、この本について思い出したのです。
誰もが知ってる物やキャラクターだけど、記憶としては曖昧。
「ポストって、あれでしょ?赤くて、四角くて一本足で・・・」
ここまでは誰もが同じイメージを持てるけど、細かいディティールが思い出せず
記憶に頼って描くと人それぞれの「ポスト」がそこには出来上がる。
「薔薇」とか、読めるけど、書くことはできない難しい漢字のような存在に似ています。
(by安田成美)
これって、海王星ぽいなーと思ったのです。
お題に対して、個性あふれる「作品」たち。
そこに対する面白おかしく、でも愛と笑いのあるツッコミ。
ああ、なんかナンシー関、水星と天王星のアスペクトありそう。
こんな企画にのるくらいだから、海王星も効いているのかな。
なんて思ったのがきっかけでチャートをみてみることにしました。
こちらになります。
出生時間不明なのでハウスと月の度数は見ません。
やっぱりありました。
水星と天王星のセクスタイル。
でもオーブ5なので微妙といえば微妙。
水星が双子サインというのは納得。
やっぱり言葉を自分の武器として仕事にできる人ならでは。
水星双子は金星獅子とぴったりセクスタイルですね。
なんかここ、著名人の消しゴムハンコを作り続けた人っぽい。
金星が獅子のサインなので、選ぶテーマが著名人になるのかな。
水星は技術や手先の器用さも表すので、このアスペクトがしっくりきました。
では天王星はというと、火星とスクエアです。
行動に一貫性がないというか、周りが予想しないようなことを急にするような人に見えるかもしれません。
火星牡牛だから、マイルールみたいなものがあって、そこを基本は守っているけれど、
エンターテイメントとしての面白さやみんなをびっくりさせたい、みたいな衝動がたまに起こるんじゃないかと思います。
「面白い」と取られるか「やりすぎ」と取られるかは受け手側にもよるのでしょうが。
あとはやっぱり、海王星、効いてました。
いっぱいアスペクトがある。
まずは世代共通のアスペクトとして、
海王星と冥王星のセクスタイル
海王星と木星のトライン
海王星と土星のスクエア
それから個人天体とは
海王星と太陽のトライン
※海王星と月のセクスタイルは出生時間によっては微妙なのでここではとりません。
太陽・海王星・木星は水のグランドトラインとなり、木星と冥王星のオポジションがあるので
カイトを形成します。
水星双子で風サインなので、思考は論理的だし、
月は度数はわからないけれど乙女であることは確実なので、現実的で冷静で細部まで見ることが得意で批判的になりがち。
同じく冥王星乙女が月とコンジャンクションしてるとしたら、鋭いツッコミに繋がるのもわかる。
でもこの水のグランドトラインがあるから、冷たい印象にはならなかったんじゃないかなー、と思いました。
太陽蟹だし、自分の内側に入れた人に対してはダメなとこも含め受け入れそう。
でもそのグランドトラインの海王星にはスクエアの土星もある。
現実を直視することが難しく、例えばお酒とか依存性のあるものに逃げ込んでしまうような危うさがあったのではないかと思いました。
「記憶スケッチアカデミー」おすすめです。