10個の天体のうち、自分で意識できるものは太陽、月、水星、金星、火星までというけれど、この中でも火星を意識して使うということは、かなり重要だと自分の経験上感じています。


月サインが蟹で自分のテリトリー内で過ごすことに安心感を覚える心理傾向があることや、水星、金星も山羊サインなのでどちらかといえば自分の理解できる枠の中で保守的に生きることが心地いい私。


学生時代に、スポーツでもしていればまた違ったのかも知れませんが、積極的に行動する必要もなく火星を鍛えていく機会があまりありませんでした。


そんな状態で年だけ重ねていくと、今まで火星を使っていなかっただけあり、いざ、ここ火星の力発揮という場面でも、自ら剣を引っ込めちゃうようになるんですね。


負け戦と分かっている試合はしたくない。


そうやって逃げてばかりいると、実戦の機会がない分、どんどん怖くなってくる。


結果試合の舞台に上がることを避けるようになります。


いわゆる月に逃げ込むという状況です。


月の欲求を満たしながらたまに金星で気分を上げて満足してると自分に言い聞かせている。

これはこれで楽しいけれど自己完結で終わってしまう分、虚しさもあります。

8ハウスの太陽的には、他者と深く関わる関係性を持ちたいのに、自分の中に閉じこもっている。

月が12ハウスということもあり、一歩踏み出せないのです。


転機はなんどかあって、その度にもがいてコンプレックスと向き合いながらも火星を使おうとするけど、成功体験にはならず。

でも失敗をこうやって繰り返すことで、

ダメージに対して耐性がついてきたことに気付いたんですね。


ダメージを受けた瞬間はしんどくてもその感情がずっと続くわけではないと身をもって知ることができたから、また一歩踏み出してみようかと思えるようになってきたのです。


そして大きな転機がサターンリターンです。

土星回帰。


転職したことがきっかけで大きく環境が変わりました。

人間関係の変化。

生活リズムの変化に合わせて一人暮らしをはじめる。

親からの精神的、金銭的自立。

月に籠っていることが状況的に不可能になったんです。


すると不思議なもので火星の力がうまく回り始めました。

行動することでどんどん道が開ける。

結果がついてくると、さらに意欲が湧いてくる。


一年前は想像できなかったところに自分が立っていたりする。

頭でっかちに色々悩むより動いてみたら容易かった。

そんな感じでした。


太陽の年齢域にこのことに気づけたのは大きかったかも知れません。


その後に続く火星の年齢域では、結果的にいろんなトラブルもあったけど、自分を引っ込めず主張と行動を続けました。

そのトラブルさえも、今は乗り越えたという自信に繋がっています。


だから火星を使うことを躊躇している人を見ると、過去の自分を見るようでつい気になってしまいます。


火星の威力はアスペクトを組んでいる天体によっても違ってくるので、場合によっては暴走することもあるかも知れないけれど、自分の火星がどんな性質でどのくらいのパワーを持っているのか経験を通して知っておくのは自分の人生において大きなメリットだと思います。