「死」とは「無」になること。
誰かが言ってた気がします。
私がこの感情をもったのは、子供の頃から一緒に暮らしていた犬が死んだ時。
悲しいとか辛いとかそういう言葉として表現できない。
永遠に続く闇、とその当時は感じていた。
心、感情を司るのは月。
私の月サインは蟹。
2区分では女性宮。
エレメントは水。
クオリティーは活動。
月が受けた外部からの刺激に対して、強く感情が動きます。
感情の波で自分の奥底の柔らかい部分を守ろうとしますが、
大きな波はそのまま自分に跳ね返されて、自分自身がダメージを負う事も多いです。
犬が死んだあと、「無」を感じたのは、なんともいえない深い闇のような感情を
ぶつける対象がいなくなったことが理由かもしれません。
目の前に横たわる動かない犬に対して感情をぶつけても反応が返ってこない。
土に返したあと、その場所に毎日のように会いにいったけど話しかけても何も返答はない。
蟹サインの月は感情を表現して相手にぶつけ、反応を受けて、また感情が動いてを繰り返していく。
活動宮なので、どんどん感情が変化していく。
でも話しかけても問いかけても、何にも返ってこない現実。
相手からの反応が無ければ自分の感情も動かなくなる。
そして心の中が「無」になる。
なので、後から冒頭の
「死」とは「無」になること
という言葉を聞いた時、私が表現しきれなかった感覚に言葉を与えてもらったと思いました。
最初はこの「無」に耐えきれなくて、いっぱい犬の写真を見たりエピソードを思い出しノートに書き出したりしていました。
あえて感情が大きく動く状況を作り泣くことを繰り返すことで自分の外側に感情を発散させていた気がします。側からみると、自分から傷つくことをしているよう。
それが辛い感情でも、無になるよりは救われたのかもしれません。
また月以外にも活動宮過多の私なので、何かせずにはいられなかったのではと、自分のネイタルチャートを見て思います。
犬はもちろん人間の言葉を話さないけれど、表情で全身で感情を表現してきます。
月蟹サインは相手と共感し合えることで感情を満たせますが、私は生まれ育った家族の中で、この犬が一番そういう相手だったのだと思います。
そして蟹サインが家族を大事にするといわれるのは、自分自身の心を守る為なのかなとこの記事を書いていて感じました。
家族という共感し合える仲間がいるからこそ、自分の心も生きてくる。
いや、きっと家族じゃなくても、日常的に感情を共有したりぶつけ合えたりする間柄がいることが月蟹にとっては大事なのかも。
犬とお別れしたのは20年以上前のことですが、こうやって向き合うと鼻の奥がツンとなります。