いい例えが思いつかないのですが、
事件の加害者や容疑者に対して
「そんなことをするような人に見えなかった」
というような周囲からのコメントってよくあります。
そりゃそうでしょう。
人間いろんな面があって、それは状況や相手によっても見せる顔は違うし、コントロールできる場合もあれば無意識の場合もある。
チャートをよんでいると、同じアスペクトでも状況によって出方が変わったりするのがよくわかる。
冥王星を頂点とする火星と月のTスクエアをもっている知人は、家族など身近な人に対して感情が爆発してしまうことがあるという。一度スイッチが入ってしまうと、制御が効かなくなり、溜まったものを全て発散させた後にふと我にかえり冷静になるそうだ。
はじめその話を聞いた時は、普段の知人から想像できないと思ったけれど、よくよく考えてみると、「0か100か」を感じさせる極端な部分がやはりある事に気づきました。
妥協せず完璧を求めて行動し結果を常に出す反面、定期的に大きく体調を崩す。
年齢域を重ねても体型維持に余念がなくその努力には脱帽するけど、聞けば10代の頃に摂食障害になったとのこと。
きっとその時の環境やトランジットの星の影響などもあり、同じアスペクトでも出方のパターンは変化する。
この知人の場合は冥王星というトランスサタニアンの天体が関わっているので、自分で使いこなすということが厳しいのもわかる。
でも自分のホロスコープに制御不能のアスペクトがあることを意識しているだけでも変わってくる。
トランジットの天体の動きをつかって同じパターンから抜け出すことを繰り返すうちに、感覚的にどうすればいいのか自分でもわかるようになってきたりする。
あとは特定の人と一緒にいる時はダメなパターンにハマらないな、という心当たりがあれば、それは扱いの難しいアスペクトを調停してくれる相手かもしれない。
その人の持つ天体が抜け道を作ってくれているということ。
なので、アスペクトそのものはコントロールできなくても、自分の中にある部分として意識することが大切だと思います。