農林役員会及び農林・食料戦略調査会、農林部会、農政推進協議会合同会議で令和4年度概算要求(案)について農水省から説明を受け農林業関係8団体からの要請をお聞きしました。

私は今年の米の需給ギャップの状況を踏まえ水田活用の直接支払い交付金、米穀周年供給・需要拡大支援事業、米・米粉の需要拡大の促進に必要な額をしっかり確保し実施することを求めました。
また収入保険制度の実施に必要な予算額を事務費も含め確保することを求めました。
輸出に関しては海外市場の調査をしっかり行うこと、スマート農業の総合推進対策においては農業高校・農業大学校等の生徒等だけでなく今農業に従事している方々への教育・研修が必要であること、外国人材受入総合支援事業では彼等が更に高度人材になるための教育事業が必要なことを主張しました。
農業農村整備事業では当初予算で5,772億円に早く達することが安定的に土地改良を進めるのには必要であることを主張しました。
また一部で先鋭化する鳥獣被害の防止のためには更なる広域捕獲体制の構築や新たな方策、しっかりとした予算が必要であると述べました。
中山間地域等直接支払交付金や中山間地農業ルネッサンス事業、森林整備事業、森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策にも必要額を確保すべきであると述べました。