東日本大震災復興加速化本部幹部会で「復興加速化のための第10次提言」(案)について説明を受け意見交換をしました。


私はALPS処理水の海洋放出に関して安全と安心は違うのであって科学的に安全かもしれないが安心は得られていないと述べました。



地元国会議員に十分な説明がなされないまま閣議決定がされ、宮城県議会、宮城県漁協、地元が反対し宮城県知事が懸念を示す中2年後に海洋放出をすることを認めることはできない。

東日本大震災の後、福島原発事故を理由に韓国等は未だに宮城県産のホヤをはじめとする水産物の輸入禁止を続けており、他国も未だに近隣県の水産物の輸入制限を続けている。

今回の海洋放出決定に対し中国、韓国は厳しい非難声明を出している。

これを理由にこの地域からの禁輸が更に延長・強化されることになれば被災県の水産業に更なる大きな打撃であり復興の妨げになる。



国として国民及び海外の納得するしっかりした対応を取るべきであると主張しました。


またコロナ禍による水産加工業への影響は巣篭もり需要や観光客の激減により企業により差が生じており、きめ細かい対応が必要であると述べました。