TPP・日EU・日米TAG等経済協定対策本部、TPP交渉における国益を守り抜く会合同会議】

TPP・日EU・日米TAG等経済協定対策本部、TPP交渉における国益を守り抜く会合同会議において、茂木外務大臣から日英包括的経済連携協定の大筋合意について報告がありました。


日本産品の英国市場へのアクセスに関しては


・工業製品について100%の関税撤廃を実現

・農林水産品等については主要な輸出関心品目について関税撤廃を獲得した日EUEPAの内容を維持

・日本ワインの輸入規制や農産品・酒類の地理的表示の保護を維持、全ての酒類の関税の即時撤廃


を継続しました。



英国産品の日本市場へのアクセスに関しては、農林水産品に関して新たな関税割当て枠は設定せず日EUEPAの関税率・撤廃期間に追いつく形で適用になりました。


EUEPAでセーフガードが設定されている品目について、日EUEPAの下での同じ内容のセーフガードを措置しました。


日本経団連、日本商工会議所、全国農業協同組合中央会、日本酪農政治連盟、中央畜産会、日本林業協会、全国漁業協同組合連合会から日本の国益、とりわけ農林水産業を守り未来に希望がもてる交渉結果を得たことに対し感謝の発言が相次ぎました。


今後も状況の推移を見て適切な措置をとり日本の産業を守ってさらに発展できるようにしていきたいと思います。