自民党では、新型コロナウイルス感染症への対応について3つの提言を出しています。

 

[行政改革推進本部抜本規制・行政改革プロジェクトチーム 大規模感染症流行時の国家ガバナンス見直しワーキンググループ]
司令塔機能の強化、感染症に係る知見に応じた柔軟・段階的な初期対応、地域医療と一体となった感染症への対処、情報の一元化と公開、国立感染症研究所の組織見直し等、検疫体制の責務の明確化と体制強化

 

[自民党新型コロナウイルス対策医療系議員団本部]
中期戦略 新しい生活様式の実践、継続的なフィードバック、地域ごとの社会経済活動の再開基準、ハイリスク者の保護、医療・検査体制の拡充、経済活動支援、
長期戦略 ワクチンの開発、過密を避ける分散型の日本の創出、感染症対策の司令塔組織・処点の見直し、感染症危機対応体制の抜本改革

 

[新型コロナウイルス関連肺炎対策本部コンティンジェンシープラン プロジェクトチーム]
シュミレーションに基づくシナリオ立案と需要予測手法の確立、医療体制ガバナンス強化とそのための政府オペレーションセンターの設置、新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム(G-MIS)、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)、リスクコミュニケーションとそのためのリスクマネジメントの確立、あらゆる状況に適切に対応できる動的オペレーションプランニング、医療サイドへの支援と機能強化

 

それぞれの提言は軸足の置き方や表現は異なりますが方向性は一致しています。「感染症対策ガバナンス小委員会」ではこれらの提言も踏まえながら、事態が更に深刻さを増していることにも鑑み、新しい知見も取り入れ、より戦略的に具体的な提言をするため検討を重ねてまいります。

 

伊藤信太郎