台風19号による農業被害への対策が議題となった自民党の農林関係役員会に出席しました。

 


 

 

発災以来、調査・聞き取りを行ってきた富谷市や大和町、そして、今週21日に加藤農水副大臣と共に、大郷町、大崎市鹿島台を視察した際に被災地で頂いたご意見をもとに効果的な支援策の必要性を訴えました。

 

農業被害は、水稲(収穫米を含む)、野菜、果樹、畜産など多岐にわたっており、それぞれに支援が必要です。

 

使用できなくなった農業機械や施設、または溺死した牛や水没した農地などを再生させるためには、相当な費用が必要であり、時間がかかれば、このまま離農する方々も増えてしまいます。国からの支援が急務と言えます。

 

また、4年前の大雨災害時もこれらの地域で水害が発生しております。原型に復旧させるだけでは、今後も同様の災害が発生することとなるでしょう。排水機場の能力向上や嵩上げなど治水施設の改良も必要です。

 

水害で流失した大量の稲わらの処理にも多くの方々が悩まされており、会議でも議題となりましたが、宮城でもかなりの広範囲に稲わらが堆積している現状を伝えました。

 

自民党では、これらの意見をまとめて、政府に対し緊急申し入れを行う予定です。