都政を身近に! | 伊藤しょうこうのブログ

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 新しい任期がスタートして1週間となりました。来週には会派の新役員が選任され、8月の臨時議会や9月の定例会に向けて本格的に活動が再開されますが、これらの日程の合間を縫ってお礼回りや地元活動も再開しています。

 今回の都議選の八王子選挙区の投票率は42.94%でした(当日有権者数467,264人)。過去の投票率の推移をみると、平成29年:52.49%、平成25年:47.19%、平成21年:58.17%、平成17年:46.00%、平成13年:53.71%となっていましたので、過去20年間で最低の投票率となりました。

【過去4回分の都議選の結果】

 

 今回は、新型コロナの影響や当日の天気などももちろんあったでしょうし、過去の投票率が高い選挙は当時の政治的状況でマスコミが大きく取り上げたことなどもありましたが、ここまで投票率が低い理由の一つが、都政を身近に感じて頂いてないことも大きな要因でしょう。

 身の回りの日常生活で都政が関わることは少なからずあります。朝起きて顔を洗う際の水道は安全で美味しい水を供給する都営水道ですし、排水溝から流れる下水の処理は東京都の水再生センターで汚水処理をして放流しています。治安対策や防火・防災の最前線を担う警察・消防も東京都の場合は、東京警視庁と東京消防庁です。未来を担う子供たちの公立小学校の現場で働く先生は東京都の職員ですし、市内の主要な幹線道路は都道が走り、河川の多くの部分を東京都が管理しています。このように本来都政は身近な日常生活に大きく関わっていることをお伝えしていないことも反省材料ですので、今後は地域ごとの定期的な都政報告会も開催し、都政の現状や今後の施策をお伝えするとともに、皆さんのご意見やご要望をお聞かせ頂く機会も増やしていこうと思います。

 また、選挙中(選挙前)に市内の様々なお宅に訪問した際の住民要望を順番にお話を聞いています(訪問した際には多忙なため、選挙後にきちんとお話をお聞きしますと約束させて頂いたので)。雨水の排水対策や高齢者の住宅確保、路線バスの復活などなど都民生活全般にわたる内容です。もちろん全てを即100点の回答が出せることは少ないのですが、こうしたご要望が都民生活向上のヒントにもなります。

 都政や八王子のまちづくりの大きな課題も進めていくことももちろん重要ですが、現場第一主義で都民の声を受け止めて、少しでも都政を身近に感じてもらうように地道に活動してまいります。