公営企業決算特別委員会や財務局の事務事業質疑の合間を縫って、１０月２７日に、日帰りで新潟県柏崎刈羽原子力発電所を視察しました。メンバーは都議会自民党・環境エネルギー問題政策研究会を中心に総勢１２名で、電力の大消費地である東京における電力の安定供給のあり方について現地を視察の上、地元・新潟県議会議員の方々との意見交換を目的に行ってきました。
現在、柏崎刈羽原発では、津波による浸水を防ぐための防潮堤・防潮壁の設置、電源や冷却機能を喪失した場合に備えた電源車の配備とポンプ車や貯水池の設置、放射性物質の拡散を抑制するフィルタベント設備など、東日本大震災における福島原発の事故を踏まえ様々な安全対策を行っていました。また何重もの安全設備の増設に加えて、緊急時の対応に備えて様々な訓練を実施しているそうです。そして新規制基準に対する計画や対策工事も最終段階に差し掛かっており、地元新潟県の検証にも最大限協力しているとのことでした。
【Ｒ２・１０／２７柏崎刈羽原発視察】
視察後には新潟県議会の方々との意見交換も行い、現地の様々なご意見を御聞かせ頂きました。仮に柏崎刈羽原発の６号機・７号機が再稼働しただけで東京都の年間の電力消費量の４分の１を賄うことが可能とのことです。日常生活に欠かせない電力はこうした発電所立地のお陰であることを改めて痛感しました。
【新潟県議会の方々との意見交換】
１０月２７日は、先日の都議補選で北区から初当選した同期のやまだ加奈子都議会議員の都政報告会に、１０月２８日は、中川まさはる参議院議員の国政報告会に、それぞれ参加しました。ソーシャルディスタンスを確保するため、座席の間隔を開けるなど感染防止を行った上での企画であり、今後の活動に参考になりました。
【Ｒ２・１０／２７やまだ加奈子都議・都政報告会】
【Ｒ２・１０／２８中川まさはる参議院議員・国政報告会】
昨年の台風１９号により被害を受けた京王線・高尾山口駅前の案内川の防災工事が始まる説明を東京都より受けました。記録的な豪雨により高尾地区も河川の損壊、家屋への浸水など多大な被害がありました。私も地元の方々と被災現場を歩き、様々な関係者のご協力により、応急復旧と本格復旧と順次進んできました。今年６月に高尾山をはじめとして日本遺産に認定されましたので魅力アップのため河川工事も防災工事と併せて水辺に親しめるような工夫もして頂けることになりました。
【高尾山口駅前・案内川防災工事イメージ】
日曜日には、釣り師の先輩が相模湾で釣りたてのイナダとサバをおすそ分けしてくれました。この処多忙を極めておりますが自然の恵みを頂き元気が回復しました。
【イナダの刺身】
【しめさば】
これから気温が下がってきますので皆様も体調には十分お気をつけ下さい。