こんにちは!
いとう整体・代表の伊藤智彰です。
地元の友達は知ってる(覚えてる)と思いますが、僕は10歳の時に「てんかん による痙攣」を起こしました。
「てんかん」は典型的には
意識の消失と全身の筋肉のこわばりといった「けいれん」を起こす病気
意識の消失と全身の筋肉のこわばりといった「けいれん」を起こす病気
と言われています。
当時は僕自身もよくわかっておらず、後から聞いても正直はっきりしていないのですが、間違いないのは 意識を失うほどの痙攣を何度か起こしました。
当時は僕自身もよくわかっておらず、後から聞いても正直はっきりしていないのですが、間違いないのは 意識を失うほどの痙攣を何度か起こしました。
てんかん発作を起こしている人を見た事がありますか?
白目を向いて全身が痺れたようにピクピク。
おそらく見る人にとっては何かに憑依されたように見えます。
一番最初に発作が起きた時。
お父さんの車の後部座席に乗っていたのですが、だんだん息苦しくなり、目の前が徐々に白くなっていき、息が完全にできなくなった時にパタッと真っ暗になりました。
次に気づいた時は病院の駐車場でお父さんが運んでくれる?瞬間でした。
「どこだここは・・・?」
でも、またすぐに眠るように意識を失いました。
次に目が覚めた時は救急車の中。
左右にお父さん、お母さんが仰向けに寝ている僕を心配そうに眺めていました。
とにかく自分でも何が起きたのかがわからない。
断片的に起きた時に自分がかなりまずい状況だと感じていました。
これぐらいひどい発作はこれが最初で最後。
その後は僕の記憶する限りでは4回ほど発作が起きました。
一番最初の時と違い、僕も違和感を事前に感じれるようになり、発作が起きた瞬間に親やおばあちゃんに声をかけます。「なんか変!」その後全身の痙攣。
恐らく以前ほど酷くはなかったので僕自身に発作中の記憶がずっとあるんですね。
これが生き地獄のような感覚でした。
自分が意識していない「あぁっ・・・はっ・・・」と声を発していて、ただただ息苦しい。目を開ければ目の前が高速回転。脳も身体もぐるぐるしている感じ。
家族が心配する声は耳ではっきり聞こえます。
「ともくん大丈夫よ!しっかりね!」
早く過ぎてくれ〜と思いながら感覚的にはこうして人は亡くなっていくのかなと思うほどでした。
すると・・・まさに走馬灯ように思い出してきました。
普段の学校の何気ない風景を。(当時は小学生なので)
(※写真は約半年前のもの)
何気ない授業
何気ない給食時間
何気ない放課後
楽しい友達との時間
家族との何気ない時間
ムードメーカーの子がバカな事やってみんなが失笑してるシーン
先生に怒られた事
そんな普段どうでもいい事、わざわざ意識して過ごしていなかった「何気ないシーン」が一気にぶわーーっと頭の中に流れてきました。
「あ、普段の僕はあんなに幸せな環境だったんだ・・・」
その時に悩みがあった訳でもありません。
いじめられてた訳でもありません。
かなり充実した学生生活です。
でもそんな「何気ない時間」を過ごせる事がどんなに幸せな事か。
意識が薄れゆく中で強く感じました。本当に本当に大事な事。
今でもここまではっきり記事にできるぐらい当時の記憶があります。
だから僕は
普段の「何気ない日常」にものすごく感謝しています。
今、楽しむ事。
その何気ない日常を楽しむ事。
僕みたいにわざわざ辛い経験をしなくても感じられるはずです。
その1日1日を大切にしてくださいね。
それではまた。
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