こんにちは
朝からずっと雨が降り続いていましたが、西に向かうにつれてお天気は回復してきました
私は今日からメーテレの「アップ」がスタジオからの出演になり、名古屋に向かっています
リモート出演で自宅で1人でしたので、
久しぶりに出演者、スタッフの皆さんに会えるのがすごく嬉しいです
こうして、社会もだんだん動き出してきましたよね〜
週末は用事があって埼玉に車で移動したのですが、
土曜日はお天気も良かったので、お出かけした方も多かったのではないでしょうか?
高速道路も所々渋滞していました
皆さん、ずっと移動解除を待ちわびていたんでしょうね
こうしてせっかく動き出した社会、経済が、再び止まることのないようにしていかなければなりません
そのためには私たちはより賢くコロナと付き合っていかなければならないと改めて感じています。
そのために、前回のブログの通り、金曜日に接触確認アプリをしっかりダウンロードしましたが、
もう一つ、注目しておきたい地域があります
今、各地で抗体検査が行われていますよね。
東京は0.1%、大阪0.17%、宮城0.03% と、
実際の患者数は発表されている数の数倍にあたることがわかっています。
では、いまだに感染者ゼロの岩手県ではどうなのか
本当は何人かは感染者がいるはずよね…
と、非常に気になっていたのですが、
週末に驚くべき結果が出ていました
岩手県立中央病院の研究グループが、4月から5月にかけて、健康診断で採取した院内の医師や看護師などおよそ1000人の血液を使い「抗体検査」を実施したのです。
その結果…
その結果…
なんと、抗体を保有している人は、1人もいなかったということです
感染リスクが高いはずの医療従事者に抗体を保有している人がいなかった=感染していないということは、
感染リスクが高いはずの医療従事者に抗体を保有している人がいなかった=感染していないということは、
岩手県民で過去に感染した人は、「限りなくゼロに近いと考えられる」と分析されていました
す、すごい
岩手県
自然が豊かで全然密ではない、とか、他県から人がそれほど来ない、とか、色んなことが言われてきましたが、
アマゾンの奥地でも感染者が出ているのに、それは理由にならないと思います
では、岩手県の感染ゼロの秘密は何なのでしょう
最初は何か独自の良い食べ物を食べているのかなぁ??
と思って、食生活を調べてみました。
名物としては、冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば、など、麺類が多いこと。
また、岩手県は海もあり、山もあり、とても広いのですが、
それぞれの地域の特産を入れた汁物が沢山存在すること。
特に「ひっつみ」というのが有名らしく、
水でこねた小麦粉を手で薄く延ばしたものを手でちぎり、鶏肉、ごぼう、にんじん、きのこ…などなどを入れた醤油ベースの汁に入れて煮込んだ料理なんですって。
これは、美味しくて栄養も取れそうですね
あとは、餅料理や乳製品の消費が多いことがわかりましたが…
ホントにこれが原因かと言われると、ちょっと説得力に欠けますよね
そんな中で、こんな記事を見つけました。
岩手県は行政も県民も、感染症に対する意識が他県より元々高く、早い段階から予防策が取られていた、
というのです。
岩手県の達増知事がインタビューに答えていらっしゃった記事を拝見したのですが、
東日本大震災の時にICAT(アイキャット:感染制御支援チーム)という感染症のプロチームを作ったそうなんです。
長引く避難所生活の中で、沢山の人が集まって生活する状況で、なんとかインフルエンザや赤痢などの感染症の発生を防がなければならなかったからなんですね。
このICATというチームは、震災以降も活動を続け、
去年も市町村や、高齢者、障がい者施設などにもしっかり感染対策の指導をしていて、
それがコロナ発生後に、それぞれの現場できちんとした感染症対策の取組をするのに役立ったのではないか、とおっしゃっていました。
普段から、住民に対して感染症予防の指導をしてきたので、岩手県民全体の感染症に対する意識が高く、
きっと私たちが気をつける前から、マスク、手洗いなどが徹底され、今もそれが当たり前のように続けられているのではないでしょうか?
また、これは学校での子供たちへの災害教育の現場の記事を読んだのですが、
子供たちの、命や他者への考え方が違うんですね
東日本大震災で、身近な人を亡くし、価値観が一気に変わるような体験をしているということが、
コロナという再び命の危険という局面で生かされている可能性があります。
まずは命を守るために、自分でやれることをしっかりやる、という、今でいう行動変容が、誰に言われなくてもできていて、
しかも「支え合い、協力しあうことが大事」という言葉がそれぞれの子から出てきているのが印象的でしたので、
コロナに対しても、命を守るためにみんなでがんばろう!という意識で取り組んできたんだと思います。
子供の口から出るということは、おそらく、大人も親も、このような考え方なのでしょうね。
コロナ対策は、まさにこうした他者と共に生きるという考え方に基づいて行動できるかが問われていて、
「自分さえ良ければいい、楽しければいい。」と考える一部の人が、安易な行動で感染を広げることになってしまっているのだと思います。
第二波をなんとか食い止めるためには、結局は私たちの行動にかかっています。
岩手県の命や生き方への意識を参考に、取り組んでいくことはありそうですね
では、スナップです
① 土曜日の「ウェークアップ!ぷらす」の衣装は、Ralph Lauren の花柄シャツワンピースでした