キプロスにあるニコシア大学の研究者が、
さまざまな条件下で唾液の飛沫が空気中をどのように移動するか、コンピューターでシミュレーションしたんだそうです。
人が咳やくしゃみをすると、唾液は飛沫となり、
次に温かいガスの雲のようなものになるといいます。
野外の環境における風速、飛沫の大きさ、咳をしたときの人の口の形、咳の強さ、継続時間などの要素を計算に入れ、
さらに唾液の温度、人間の口内と外気の温度、そして相対湿度も考慮して、実験したところ、
風速毎時4〜15キロの環境下で、唾液の飛沫は最大約6メートル飛ぶことがわかったそうです。
下の図は、風速4km場合と風速15kmの場合を比べたものですが、やはり風が強い方が早く分散するのがわかりますよね。
風速4kmだと、5秒かかって6m先に到達していますが、
風速15kmだと、1.6秒。しかも、量も少なくなっています。
裏を返せば、風の全くない屋内では、やはりなかなか消えないということになります。
(Newsweek より)
さらに、この動きを見ると、飛沫の雲は下に落ちていくので、
「その軌道の内にいる背の低い大人と子供は感染のリスクが比較的高くなるかもしれない」と言っています。
ということは、背の高い人が感染していて、その人が三密空間でくしゃみや咳をしたら、
より多くの人が感染してしまう可能性はある??かもしれませんよね💧
今は漠然と「人との距離は2メートル」という指針なんですけど、
こういうデータを見るとそれだけではなかなか難しいこともわかってきますので、
遮断する何かはやっぱり必要になるのかもしれないですね。
マスクも大事ですが、ウィルスの小ささを考えて万全を期すなら、フェイスシールドかアクリル板ということになると思います。
それぞれの業界ごとに科学的に検証をした上で具体的対策をしっかり出し、
その対策が徹底できるように支援していくことが必要な気がします。
そして、飛沫が落ちたところを触るということもリスクになりますから、マスクに加えて手洗いの徹底、夏だけれど手袋?ということも選択肢になるかもしれません。
そして、なるべく早く感染者を捉えて隔離すること。
できれば、無症状の一番他人に感染を広げる発症前にキャッチできるよう、
PCR検査だけではなく、簡易な抗原検査、とくに唾液による簡易検査が早くできれば、かなり安心度は増すと思います。
抗原検査は精度が低いから…とよく言われるのですが、確実に陽性になるウィルスの多い人を捕まえられるだけで全然違いますので、
なんとか数種類の検査をフルに活用して、
感染者は早い段階で施設や自宅で隔離して、社会で大きな波にならないようにしていかないといけないのでさないでしょうか?
私は決して潔癖症な方ではないし、理系の人でもないのですが、
未知のウィルスには、国も社会も最悪想定で心構えをしておかないといけないと思うんです。
どんどん変異もしているウィルスですし、
スペイン風邪の時のように、第2波が冬に来たときにはより強力になっているかもしれないことも踏まえなければなりません。
その事態になっても経済をストップさせずに済むように、最大限の社会の対策と準備が必要ではないでしょうか?
では、スナップです
① ミヤネ屋は、HAMAE MORI の赤のジップアップカーデガンとスカートでした
川の堤防のスキマに、あれ
どこから飛んできたんでしょうか
がんばって咲きましたね〜
かわいいですね
どんな環境に置かれても、生きようと思えば生きていけるし、花も咲かせられるんだなぁ〜
植物のしなやかさとたくましさに励まされた
朝のお散歩でした
ではでは、引き続き気をつけて、元気に楽しい週末をお過ごしください