こんばんは
心配された台風10号は、思ったよりは被害が少なくてホッとしましたね。
私も今日は、明日の「ウェークアップ!ぷらす」出演のため、無事に大阪に向かっております
でも、新幹線、空の便が運休したりして、Uターン移動にかなり影響が出てしまいましたし、
怪我をされた方、また海、川で命を落とされた方もいらっしゃいますので
やはり台風というのは、怖いものだと思います
いい傾向だなぁと思ったのは、
早めに避難する動きもだんだん浸透してきた感じですね。
これ、ホントに大事です
たとえ何も起きなかった場合でも、
「なんだ、大したことなかった。避難しなくても良かったんじゃないの?」
ではなく、
「何も起きなくてラッキーだったね」と思って、
これからも心がけていきたいですね✊️
では、ちょっとさかのぼりますが、
「京都でちょっと大人の冒険をしてきました」
と、以前書き、「あれは何だったのですか?」
という問い合わせもいただきましたので
遅ればせながらご報告させていただきます
とってもグルメなお友達のIさんから、
「7月に京都にスゴいお店ができて、この間行ってきたんだけど、
間違いなく人生5本の指に入る素晴らしさだった
京都に行くことがあったら是非行ってきたらいいよ〜」
と、聞かされ、
グルメなIさんがそこまで言うのなら…と、
スケジュールと場所を確認したら、
なんと2日後に京都、しかも仕事の場所から徒歩圏内だったので、
これは…行けと言われているような気がして、
すぐに予約することにしました
とはいえ…
私の場合は…一人きり
こういうお店に女性一人で行くなんて、やっていいものなのだろうか
居心地悪くないだろうか
かわいそうだと思われないだろうか
おそるおそる電話で聞いてみたら、
「カウンターですので大丈夫ですよどうぞいらして下さい」
とのことだったので、思い切って予約したのでした。
もー、さとこの大冒険ですよ
17時半。
京都 東山の町屋を改装した落ちついた佇まい。
こちらが、冒険先の「LURRA°」というお店です。
中はこのようなカウンターになっていまして、
17時半からと20時半からの2回、12名限定で一斉スタートなんです。
ちょっとドキドキしながらお店に招き入れられ、
お客さんは全員一旦入り口のテーブルに座ります。
見る限り、皆さん、ご夫婦やカップル…
そりゃそうよね
明らかに浮いてるな〜と思っていたところ、
向かいに座っていたステキなご夫婦の奥さまが私に気づいて下さって、「あら、伊藤さん?」と声をかけて下さったんです
ご主人が、「さすがですね〜このお店に早速来られるとは…」とおっしゃるので、
「いえいえ、私は全然詳しくないんですけど、超グルメなお友達が…」
な〜んて会話から気さくに話が盛り上がっていきました
わ〜んありがたいです〜
実はものすごく不安だったんです〜
準備が整ってカウンターに案内していただくときも、お店の方が隣同士にして下さいました
2019年7月9日にオープンしたばかりの「LURRA°(ルーラ)」。
オーナーは、シェフのジェイカブ・キアさん(中央)、ゼネラルマネージャーの宮下拓己さん(左)、ミクソロジストの堺部雄介さん(右)の3名です。
ご覧の通り、お若くてイケメンで驚いたのですが
それぞれが、それぞれに世界各地の有名レストランを渡り歩き、キャリアを積み、
ニュージーランドのレストランで出会って、
3人で京都から世界に挑戦してみよう!ということになり、この店を立ち上げたんですって
何故京都だったかというと、
大原など旬の食材が手に入るのと同時に、伝統が息づき、文化としての料理を発信できる場所として最適だと感じたからだそうです
毎日食材を自分たちで厳選して調達してくるんですって。
こちらのジャンルは、世界のフュージョン料理で、
「LURRA°」はバスク語で「地球」という意味。
コースは前菜3品と、ドリンクペアリングがつく5品、デザート2品の計10皿です。
こちらは1品目の、「海苔のトスターダ 野母んアジと白昆布」という、
聞いた限りでは「一体なーに??」というお皿でしたが
黒い器が海苔、そこにほんのり味付けされたアジと白昆布が乗っていまして、一口でどうぞという一品。
もー、口の中で絶妙な味になって、
なんて表現したらいいかわからないです
とにかく、美味しい
そして、1品ずつペアリングされてくるお酒が、
見事にマッチ
マリアージュって、こーいうことなのね
と、いちいち感動します
シェフのキアさんは、世界のレストラン第1位に輝くデンマーク コペンハーゲンのNomaで腕を磨いた方。
確かな腕から繰り出される独創的なお料理にはため息が出ます
セミドライトマト 湯葉と発酵トマトの冷製スープ。
まさに和の伝統に革新を融合させながら、まさに世界を感じさせてくれます
グリルは薪と、ピザ窯。
薪の炎でじっくりグリルされたスズキがふわふわで、甘みとキャビアの塩加減が絶妙でした
付け合わせの枝豆は、皮ごとピザ窯で焼いて出してくれていますが、これも甘みと香ばしさで初めての感覚の枝豆でした〜
いい色でしょ
ものすごく手間暇がかかったお肉は、とても奥深い味がしました
とにかく全てが今まで食べたことないお料理でしたので、
私の語彙力では、なんと表現していいか難しいんです
でも、とにかく…
ステキで美味しくて、マリアージュに思わず納得して感動してしまう、そんなひとときでした
お客さんの間でも、このこじんまりとした空間で一緒にいただく一体感も生まれて、
最後に席を移動してのデザートの時間には、お互いに名刺交換や情報交換が始まる感じなんです。
今回はお隣のご夫婦ともステキなご縁ができて、
また京都でご一緒しましょうね〜とお約束をしてお別れしました
私にとってはかなり勇気を出した大人の大冒険でしたが、
一歩踏み出してみると、新しい世界が広がるものですね
せっかく訪れるなら、無理してでも、その地域の魅力に触れてどんどん発見しないともったいない
そして、人、モノ、お料理…必ず素晴らしい出会いがありますね
次なるチャンスはどこで何をしようか、
俄然楽しみになってきている私なのでした
おまけ:
ひるおび!の衣装は、水色に、胸元の白の花の刺繍が印象的なワンピースでした
前回ご紹介した加賀友禅の手法で作られたエアリーで上品なスカーフ、つけてみました
繊細なふんわり感、伝わりますか?
男性のポケットチーフもあるんですよ〜
さて、明日7時30分からの「羽田土曜会」は鳥取県の平井伸治知事をお迎えしてお送りします。
実は移住が増えている鳥取県
色んな魅力とともに、
「スタバはないけど砂場はある!」などに代表される平井知事のお茶目なダジャレがイメージアップに一役かっているのは間違いないっ
是非ご覧下さい
そして、8時からは「ウェークアップ!ぷらす」です
朝から暑くなりそうですので、涼しい家でのんびりご覧下さいね〜