おはようございます
今朝は天気予報で「西からお天気下り坂」と言っていたのですが、
今のところ西に向かうにつれて、青空になってきています
さて、サウジアラビア領事館でのジャーナリスト殺害事件は、
亡くなってしまったカショギ氏には気の毒ですが、
どうやら中東地域の内紛における勢力争いの道具に使われている感じがありますね
強硬な爪を隠して、改革を旗印に世界から投資を集めるサウジアラビアのムハンマド皇太子、そして、そのサウジと密接な関係にあるアメリカに対し、
イラン、ロシアと接近し、サウジアラビアの一人勝ちに歯止めをかけたいトルコ、カタール…。
トルコから出されるあの映像の追跡、情報の細かさを見ると、トルコはサウジアラビアに対して徹底した諜報活動を行ってきたことがわかります。
それに対してサウジの犯行のずさんなこと…
結局、この事件でサウジの投資会議にはボイコットが相次ぐ形となったので、
この件の駆け引きに関しては、今のところトルコに軍配かもしれません。
そして、このタイミングで、シリアの反政府勢力に拘束されていたジャーナリスト安田純平さんの解放。
もちろん日本政府が粘り強く働きかけてきたことと、反政府勢力が弱体化してきたということはありますが、
カタールが身代金3億円を肩代わりして解放に一役かっているという報道を見ると、
これも、日本に対して恩を売って、政治的にも投資対象としても振り向かせたいカタールの思惑も感じます。
ですので、安田さんにとっては本当にラッキーなタイミングが訪れたのかもしれません。
実はカタールという国も、親日国で、
日本にとっても欠かせない相手であることは間違いないんですよね。
カタールにとって日本は、輸出入ともに最大の貿易相手国です。
そして、液化天然ガス(LNG)の生産量は世界一
日本もカタールへの依存は非常に大きいです。
というのも、日本は現在ほとんどを火力発電に頼っていて
その約44%が、比較的CO2排出量の少ない天然ガス(LNG)火力なのですね。
ですので、日本にとってはカタールも非常に大事
カタールの思惑も感じつつ、この対立のバランスをとるのは非常に難しいですね〜
サウジがどう巻き返してくるかもわかりませんし、
なんとなくイスラムは「目には目を」的な発想が思い浮かびますしね
サウジはあの投資会議でも、ボイコットしたのはどこの誰か、しっかりチェックしてそうな気がします
日本も、様々な角度から検証しながらの外交が求められますね
スナップです
① 水曜日のひるおび!の衣装は、HANAE MORI ALMA EN ROSE のニットワンピースでした
ベージュをベースに糸で作り出す地模様がさりげなくお洒落
しかもとても暖かいので、冬には活躍しそうです
ファーのコサージュとベルトも同じブランドです
② 昨日はこちらに行ってきました
帰りがけに空港でカシャ
さて、どこでしょう〜
その模様はまた写真とともにお届けします