こんばんは星空

西日本の豪雨災害は、広範囲に渡って大変な被害になってしまいました。

現段階で100人以上もの方が亡くなられ、

今なお沢山の方々が行方不明になっています。

ご家族、関係者の方々のご心痛を考えると、いたたまれない気持ちになります。

被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。


しかし、気象庁から警告が発せられていたとはいえ、

ここまでの事態になるとは…
ほとんどの方が予測できなかったと思います。

今日はミヤネ屋で、一夜明けた各地の状況を中継で見ながら、週末の豪雨の様子を振り返ったのですが、

去年九州北部豪雨で起きた土砂災害と同じようなことが、西日本各地で起きてしまっていました。

広島の熊野では、山が3方向から集落に向かって崩れ、土石流となって家々を飲み込んでいました。


そして、河川が決壊するということは、

津波と同じようにすごいスピードで水が襲ってくるものなのだと、あらためて気づかされました。

倉敷市真備町では、

避難しようと思った時にはもう、家から出られず、みるみるうちに水位が身長を超えてしまったと皆さんがおっしゃっていました。

その恐怖は凄まじいものがあったと思います。


私たちは過去の経験を基に行動するので、

台風でもない、津波でもない、雨でこんなことが起きるわけない、と思ってしまうのは当然だと思います。

でも、もう私たちの経験値を超えた自然の変化が起きていることを、自覚しておかないといけないのでしょう。

こうした中でも早々と避難して助かった方もいます。

普段から災害マップや避難所を確認して、

自分の家はどのような災害に見舞われる可能性があるのかを知っておいた上で、

特別警報や避難指示が出されるよりも前に、いつもと違う?と思ったら自己判断で早めに行動しないといけないということですね。

避難して何もなかったらなかったでラッキーと思って、とにかく無駄かもしれないけど明るい内なら避難する。

そして、水に対しては車は無力。

いざという時のためにガラスを割る道具は運転席のポケットに入れてはありますが、

最低限のものを持って、歩いて避難する!

これは私自身にもキツく言い聞かせました。


まだ被害の全容はこれから明らかになるという段階ですが、

今回のことは決して人ごとではない災害だと思います。

どこに住んでいても経緯をしっかり見守る必要がありますし、

被害に遭われた皆さんは着の身着のままで家を出られているはずですので、

自分にできる支援は何なのかもそれぞれに考えていきたいですね。

被害に遭われた方々、暑い日が続きますが、
どうぞ無理されることなく、くれぐれも体調に気をつけて過ごされて下さい。