こんにちは
昨日まで雨で肌寒いお天気でしたが、
今日は一転、夏の日差しになりましたね
さて、加計学園の問題について度々ご意見が寄せられています。
私もフォローしてはいますが、事実がわからないままに印象で書くのもどうなんだろう?と思っていたのと、実際ゆっくりブログを書ける時間がないというのもありました
が、今のところの私の感想だけお伝えしておきますね。
まず、文科省から出てきた文書「官邸の最高レベルが言っている」というものですが、
正直私はあれは何が問題か最初からわかりませんでした。
なぜなら、国家戦略特区というのは、縦割り行政の中で動かない規制を政治主導で打破していくことを目的としたものなので、
内閣府がこのように言うことは、当然あるだろうと思っていたからです。
そして、これはずっと監督して権限を握ってきた省庁にしてみたら、きっと面白くないはずであろうことも。
内閣府に対しては「わからないくせに勝手なこと言うな!」と思ってしまうだろうなぁ…というのも想像できました。
でも、それを動かしてみるのも政治の力であり、必要なことだと私は思うので、あの文書自体を批判する気にはなれませんでした。
問題は、あの文書を怪文書と言い切って探そうとしなかった政府の姿勢にあると思うんです。
実際にあることはわかっていたでしょうから、早く調査して誠実に回答するべきだったと思います。
そして、総理の友人だから特別に便宜を図って今治に獣医学部を作ることになったのか、それによって加計氏に利益がもたらされたのか、
それとも長年申請が蹴られ続けた四国での獣医学部開設を実現することになった人がたまたま総理の友人だったのか…
早く真摯に向き合って国民に明らかにする義務はあったし、今もそれはあると思います。
共謀罪の可決と合わせて、あまりにも早く幕をひこうとする姿勢は一強ゆえのごう慢さだと捉えられても仕方がないです。
一強だからこそ、より丁寧で誠実であるべきだと思います。
ただ、加計学園に関して、あくまで個人的な見方ですが、
四国という地域にこれだけ大規模に公金が投入された上で新しい事業に乗り出すことは、
経営者としては同時にリスクもかなり大きく、
よっぽどの信念と緻密な経営計画がなければホイホイ手を上げられるものでもないと思うんですよね。
加計さんという方を存じ上げないのでわからないのですが、
これは簡単に「儲かる」というビジネスではないはずですし、
もし覚悟もないままやって失敗となったら、
国民はもとより、何より今治市民の期待を裏切ることになるわけですので、
私などからすると、これは相当なチャレンジだと思います。
でも、そういうリスクをとる人が現れないと新しいことは進まないのも事実なんですよね…💧
だから、この問題、一言で片付けるのは本当に難しいんです
もちろん、お友達だとか特定の人が利益を被るための国家戦略特区であっては絶対ならないし、しっかりと独立して監視する目、機関も必要です。
でも、これで国家戦略特区廃止法案を!というのも違うと思うんです。
はっきり言って、現段階で国家戦略特区であってもまだまだ規制緩和が足りないという声は、地方を回っているとよく聞きます。
もっと大胆な改革をスピード感をもってやらないと、地方は疲弊していく一方なのも事実です。
だから、色んな視点からこの問題は見ていく必要があると思っています。
ということで、うまくまとめられませんでしたが、
何となく言いたいことをわかって頂けたでしょうか
おまけ:
今日は地上から富士さまに会えました
ふんわりぼかしがかかっているお姿も素敵です
安城市はトヨタのお膝元として技術の集積地であると同時に、「日本のデンマーク」と言われるほど、古くから先進的な農業に取り組んできたところなんですよ
今日は愛知県安城市に行ってきました
自立する地域のお手本のような地域ですね
今日はランチの時間でしたので、お酒はナシですよ〜ん
上品な和のお弁当、美味しかったです