タイでの高齢者ビジネス 2

こんばんは

今日はいきなり暑くなりましたね

私は半袖＆今年初の日傘で出かけましたよ〜

さて、タイの高齢者ビジネスへの挑戦〜その2〜。

先日の記事でコメントして下さった方もいましたが、

これから高齢者が増えて介護人材不足が問題になると、

いかに高齢者の健康寿命を伸ばし、できるだけ長く自立して暮らしてもらえるかかがとても重要になってきます。

この課題に対応するべく、仙台にある株式会社TESSでは、このような車椅子を作っています

スタイリッシュな車椅子でしょう？

しかも、普通の車椅子と違いますよね

そうなんです。

ペダルで漕いで進む車椅子なんです

この車椅子は、足が不自由な高齢者や半身不随など歩行が難しい場合であっても、

少しでも足を動かすことができれば、自分の力でペダルを漕いで進むことが可能なんです

お出かけを諦めていた方でもこの車椅子で移動が可能になれば、生活の質も向上するでしょうし、何より気持ちも明るくなると思います。

そして楽しみながらリハビリができ、実際に歩けなかった人が歩けるようになったケースもあるそうです

TESSの研究開発室 主任研究員の三浦尚人さんに実演していただきました。

方向は手元のレバーで簡単に操作できます。

私も乗ってみましたが、ペダルも軽くスムーズに動きますし、

なんといってもデザインがおしゃれなので「乗りたくなる」車椅子なのがいいですね

TESSでは、タイのリハビリセンターで実際に使ってもらいながら、意見を聞いたり、データを収集したりしたりして、高齢化の進むタイの病院や福祉施設などへの販売展開を目指しています。

実際に女性職員に乗ってもらうと、「椅子とペダルが近くて狭い感じがするわ。」との感想が。

でもこの距離こそ脊椎の刺激になってリハビリ効果を発揮するのです

価格は一台約30万円。

タイの生活水準からするとかなり高額になるので、

補助金や保険適用などの政策的なアプローチも必要になります。

こういう案件の場合はやはり政府に近いJICAにバックアップしてもらえるというのは大きいですね

日本でもすでに販売していて、今後ますます需要が高まりそうな製品です

ただ、このような製品を安心して使ってもらえるようにするには、道路や歩道、公共施設などのバリアフリー化が日本でもタイでももっと進むことも求められますね

おまけ:

バンコク市内のコンビニに立ち寄ったら、こんな機械が店頭に。

コインを入れて体重測定するんですね〜

うーん、ちょっと恥ずかしいかな

中に入って水を買おうとしたら、キティちゃんボトルのかわいいお水がありました

サンリオさんとライセンス契約して…ますよね

タイで人気のイカ味スナックだそうです

「えいようたっぷり」ってホントかい？

出ました！

味の素タイ料理にはもはや欠かせない調味料になってます。

現地のコンビニやスーパーは楽しいです

明日は「ひるおび！」午前の部に出演します

どうぞよろしくお願いします