こんにちは
関東は爽やかな青空の週末になりましたね
さ〜、私は掃除洗濯がんばりますよ〜
さて、今日、フランス大統領選挙で1回目の投票が行われます。
大変な接戦になってまして
最新の世論調査では、
トップは中道・無所属のマクロン氏で、
極右政党・国民戦線のルペン氏、
中道右派・共和党のフィヨン氏、
急進左派・左派党のメランション氏が続いていますが、
その差わずかに4ポイント以内
なので、誰が抜け出すのがわからない、おそらく決選投票になるのではないかと思います。
争点としては、雇用、治安対策、EUとの関係、大きくはこの3点ということになりますが、
投票直前になって、シャンゼリゼ通りでテロがあったり、今日もナイフの男が駅に侵入したりする中で、
治安問題が投票行動に大きく影響する可能性はありますよね。
すると、移民、治安対策に強硬でEUに対しても反対の立場を取る極右のルペン氏や、極左のメランション氏に票が集まる可能性が高くなってきました。
(極右と極左は回り回って同じような主張になっちゃうことってあるんですかね??)
もしこの2人で決選投票という事態になれば、イギリスに続きフランスもEU離脱か?ということで、
また金融市場が混乱するかもしれません…
とにかく今日の投票は緊張感を持って見守らなければならないことは事実です
そして、フランスの現在、そして選択は、
日本の未来にとっても決して人ごとではなくなってきているのです。
イギリス、アメリカ、そしてヨーロッパで起きてきたことは「移民」や「難民」との軋轢です。
移民や難民に雇用を取られている、文化を侵略されている、などという不満や差別が対立を生み、
憎しみが増幅された中で引き起こされている犯罪やテロが、自国ファーストへと向かわせるという構図。
これは、日本人としては頭では理解できても、感情的にはよくわからなかった部分です。
移民をほとんど受け入れてこなかった国ですので。
でも、昨日ウェークアップ!ぷらすで、北朝鮮有事になったら大量の難民が日本に押し寄せることになるというシミュレーションをしました。
国際社会がいつまでも今の日本の政策を良しとはしないでしょうから、こうなればきっと受け入れる方向に行かざるを得なくなるでしょう。
日本にも、移民、難民問題はすぐそこにある問題になのだと実感しました。
プラスの側面では、労働力不足の日本で、そこを補ってもらうという方向性もあるとは思います。
でも、彼らはもちろん言語も違えば文化も違う、しかも全く違う体制の中で生きてきた人たちですから、
その違いを受け入れながら共に歩んでいくことは、私たちに相当な内面の成熟が求められます。
そして北朝鮮の人たちは、劣悪な医療環境の中で健康状態が極めて悪く、結核の罹患率がとても高いということなのです。
となると…これはさらなる差別を生む可能性がありますよね
移民や難民問題は、実は欧米よりも、歴史的にも他民族との接点があまりない日本人の方が、もっと対立や排除に動いてしまう可能性があると思うのです
北朝鮮情勢は、ひとたび戦闘になれば、
日本にとって被害だけではなく、このような大きな変化が社会に訪れるということも覚悟しておかなければならないということですね。
とにかく、今日のフランス大統領選挙の投票、
日本の未来を想定しながら行方を見守りたいと思います。
おまけ:
ウェークアップ!のスタジオがスタイリッシュにリニューアルされてました
お花も綺麗ですね
昨日の衣装は、HANAE MORIのニットワンピースとカーディガンのアンサンブル
白とベージュの組み合わせが爽やかで上品で、スーツ的にも着られるので私のお気に入りなんです
以前にもご紹介した新潟・五泉ニットです〜
そして、昨日も新大阪駅にて親切な方々が
「新幹線で食べてな〜」と、おやつを持たせて下さいました
どうもありがとうございました