おはようございます
今日も爽やかな青空ですね
この穏やかな春の陽射しの中で、素敵なお話とそうでないお話と、2つ書きますね
まずは、素敵なお話から
昨日は、
栃木県女性経営者100人の会「すみれ会」にて講演をさせて頂きました
講演会場は一般の方々も来られていたので男性の方と半々位だったのですが、
懇親会は事務局の方以外は全員、女性経営者の皆さん
ここまで全て女性だけの懇親会は初めて
とても華やかで、楽しくお話も弾みました
お食事を頂きながら、数名の方から、これまでの歩みやどんな会社なのか、などの発表がありました。
皆さんそれぞれにドラマがあって、色んな困難を乗り越えてここまで来ていました。
もともと万引きGメンとして警備会社で働いていたところ、警備会社の上司がひどくて辞めようと思った時に、
周りから「自分でやってみたら?」と言われ、
悩んで占いに行ったら「いいんじゃない?」と言われて、思い切って起業し、
今や様々な領域の警備会社として成長を遂げてきた経営者の方。
「人生には2度決断しなくてはならない時があるといいます。人が勧めることも、自分の一面であることは確か。その言葉を信じて突き進むことも大切。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
自動車整備工場の経営者だったご主人が突然脳梗塞で倒れられ、いきなり経営に携わらざるを得なくなってしまったという方。
明日からの会社はどうなるのか、資金は足りるのか、従業員の方が辞めないで残ってくれるのか…
朝から晩まで走り回って、夜に1人で高架下の道で泣き、心配で寝られなかったと言います。
でも本当に周りの方々が支えてくれて、今では特殊自動車の販売まで手がけるまでになったそうです。
いざというときに手を差し伸べてもらえる人であるかどうか…
これはとても大事なポイントだと思います。
これだけは積み重ねてきた日々の行動や人間性が問われることではないかと感じます。
今は息子さんも30代になり一緒に頑張ってくれているそうで、天国のご主人も安心していることでしょう。
その他にも本当に素敵なエピソードや様々な挑戦のお話を色んな方から聞くことができ、
私も大きな刺激を頂いた有意義な時間でした
キラキラ輝く女性経営者の皆さん、これからも素敵にしなやかに美しく、頑張って下さいね
さて、もう一つ。
この前向きな話題の後にするにはものすごく気がひけるのですが、
金日成生誕祭の準備が進む穏やかな平壌の映像の裏で、北朝鮮をめぐる動向がかなり緊迫している気がします
というのも、アメリカが明らかに今までとは違うことを、今朝また実感してしまったからです。
アフガニスタンのISに対して、
非核兵器では史上最大の爆弾とされる
大規模爆風爆弾(GBU-43/B Massive Ordnance Air Blast)、通称「MOAB(モアブ)」というものを、初めて投下したというニュース。
今朝CNNで映像を見ましたが、大きなきのこ雲と、爆風が地面を揺らしながら伝播する様子は、
核兵器ではないものの、似たようなかなり威力のある爆弾であることを感じさせられました
もちろん対アフガニスタンでの戦闘は続いていましたので、いきなり攻撃した対シリアとは違うわけですが、
この最強爆弾をなぜ今使用したのか、ということですよね。
トランプ大統領がこれを指示したのなら、かなり意識的なものを感じます
ただ解説を聞いてみると、これは戦略兵器ではなく戦術兵器なので、
大統領がわざわざ指示すべき兵器ではなく、現場レベルの判断、あったとしても国防長官の指示だろうとのことでした。
ただ、トランプ大統領は「非常に大きな成功だった」と讃えているので、もうこの路線で行くことにしたということなのでしょう。
つまり、再び「世界の警察」に舵を切り、積極的に軍事攻撃を行う国になるということです。
選挙戦を通じて一貫して「経済優先」「世界の警察ではない」「NATOは時代遅れ」などと主張してきたことを、ここに来て翻したということですね。
トランプ大統領はもともと安全保障に関しては詳しくないともっぱら言われていましたので、
実際に就任して、マティス国防長官やティラーソン国務長官を通じて考え方が変わったのかもしれませんが、
いずれにしろ、北朝鮮に対してもやると決めたのなら
どんな理由をつけてでもそれは実行に移す可能性がある思ったのです
昨日、え?と思ったのは、
安倍総理、菅官房長官が、
「北朝鮮はサリンを弾頭に付けて着弾させる能力がある」
「化学兵器を生産できる複数の施設を維持し、すでに相当量の化学兵器を保有しているとみられている」
と、化学兵器について言及し始めたこと。
この情報はもちろんアメリカからの報告でしょう。
シリアで見せたように、アメリカのレッドラインは化学兵器の使用です。
金正男氏殺害でVXガスが使用されていたので、もしかしたら北朝鮮を攻撃する場合は化学兵器路線で正当化をはかる可能性はあるかもしれないと思っていましたから、突然出て来たことにドキッとしてしまいました。
これがどこまでの意図なのかはわかりませんが、
昨日のこの日本トップ2人の発言、今朝のアフガニスタン攻撃のニュースを受けて、
攻撃の可能性はかなり高まっている、という認識でいた方がいいのかもしれないと私自身は感じました
以前も書きましたが、北朝鮮に攻撃したら、在日米軍基地のある日本のリスクは半端ないものになるでしょう。
莫大な損失を覚悟しなくてはなりません。
北朝鮮は確かに暴走しているし何とかしなければならないのですが、
核を持っているだけに、慎重に慎重を重ねてほしいのです。
あの国は自爆テロを起こしかねませんし、そうなったら終わりです。
北朝鮮には拉致被害者の方もたくさんいます。
まずはトランプ・金正恩会談を本気で探ってもらいたいと思います。
それは中国とともに、日本も動くべきではないでしょうか?
「平和ボケ」という言葉がありますが、私は平和ボケでいられることはどれだけ幸せなことかと思います。
いつまでも平和で笑顔でいられますように。
この穏やかなお天気の中、心から願いたいです。