こんにちは
東京はどんよりとした空ですが、今週も元気にがんばりましょう
さて、先日栃木県・壬生町(みぶまち)に行ってきた模様をお伝えしますね
会場は壬生町城址公園内にあるホールだったのですが、
隣にある民俗資料館で、こちらのお城の城主、鳥居家の祖である鳥居本忠展をやっているというので、
開始時間までご案内頂いたんです。
皆さん、鳥居元忠という武将をご存知ですか
私は申し訳ないことに初めて知ったのですが、
いやぁ~、「義」の武将というのは、昔はいましたね~
この鳥居本忠と言う人は、もともとは三河の生まれで徳川家康の幼馴染み。
関ヶ原の戦いの前哨戦となる「山城伏見の戦い」というのがあって、会津征伐に行く家康に代わって元忠は山城伏見に残り、攻めてくる石田三成と戦ったのです。
家康が、残す兵があまりに少ないので申し訳なく思い、元忠に少し増やそうかと言ったところ、
「いえ、殿が天下を取ったら家臣が必要でしょう。1人でも多く兵を連れて行って下さい。」と、
討ち死に覚悟でわずか3千の兵で石田三成率いる4万の兵を迎え撃ち、
3日で落城すると見られていながら13日間戦い抜いて、捨て石となって家康の天下取りをさせた人なんだそうですよ
もしここで時間を稼がなければ、光成の天下になっていたかもしれないくらい大事な戦いだったそうで、
天下取りを果たした徳川家康は、鳥居元忠の嫡男・鳥居忠政を、山形藩24万石の大名に昇格させて、元忠の忠義に報いました。
実は江戸時代に鳥居家は改易されそうになったことがあるそうですが、