伊藤聡子と新潟の経営者

こんばんは

今日も暑い１日でしたね


さて、私は昨日新潟から帰ってきたのに、今朝また新潟に戻りました

この1週間は新潟での仕事が集中していまして…

でもその他の場所での仕事もあってなかなか効率よく泊まることができず

結果、5往復もしてしまいました

もはや上越新幹線の住人みたいです



さて、今日は「伊藤聡子と新潟の経営者」の収録でした。


こちらは、川崎合成樹脂株式会社 代表取締役社長 川崎国雄さんです。


三条市にある川崎合成樹脂は創業80年。

2000種類ものキッチン用品のOEMや自社製品を手がける会社です。


皆さん、大根おろしというと、どんな器具を思い浮かべますか？？


その昔は金物にトゲが付いているものですりすりしていましたが、

その後プツプツ突起がついた丸い穴のプラスチック製おろし機が出てきて

それが大根おろしの定番になりましたね。


実はコレを世に出したのは、この川崎合成樹脂なんです


考えてみたら、あれは間違いなく日本の全世帯にあったはず…

ものすご～く儲かりましたよね

と聞いたら「はいもう売れて売れて…。」

と、満面の笑みで答えて下さいました


川崎社長で3代目なのですが、
とにかく「こんなのがあったらいいな～便利だな～」というものをいち早く考え付いて、
いい製品に仕上げて積極的に世に出していくことで順調に成長を遂げてきた会社なのです



例えば、調理器セット。




私も大変お世話になっていますが、
千切り、大根のつま、スライス、おろし…
包丁を使わずあっという間に出来てしまうセット

これもこちらからなんです


もちろん大ヒットしたそうですが、
ポイントは実演販売で、便利さを実感してもらう方法をとったことだったといいます。

なるほどですね

最近では、よりコンパクトに収納できるように刃の部分だけを変えるものも出ています





さらに、刃の部分を金属ではなくセラミック
を使ったのもこちらが最初


京セラに直談判してセラミックを使わせてもらったところ、これまたTV通販を使ったことで大ヒット

すると、このヒットを見て京セラも自社から調理器具を売り出したいと、川崎樹脂に高価格帯のセラミック調理機をOEMで発注をするようになったそうです。




また最新のヒットはコーヒーミルとお茶ミル。
私も今日ステンレス製のものを頂きました


ちょっと、いい感じでしょ

小さめサイズの手動ミルですが、このグラインド技術が素晴らしいそうで、
コーヒー、お茶の味が電動ミルとは明らかに違うそうですよ

こちらは通販生活での展開で今大忙しだそうです



「ホームランはでかいけど、一発で終わるんです。
だから、長く続けるコツは、
日常のなくてはならないものを常にひとひねり、ふたひねりしながら、ヒットを連続して打っていくことなんです。」


その「ひとひねり」のために、
社員は24時間アンテナを張り巡らせて生活しているそうですよ


次はどんなものが出てくるのか、楽しみですね

(続く)







さて、今日は１日クーラーの効いたスタジオにいたせいか、すっかり冷えてしまい…

新潟空港で野菜ラーメンを食べました


ぷは～
あったかくなって救われました～

暑いのも大変だけど、クーラーの冷えも堪える季節になってきましたね…



新潟から大阪に入りました

明日は「ウェークアップ！ぷらす」です。
どうぞよろしくお願いします