米大統領選

こんばんは

アメリカ大統領選、いよいよ始まりましたね～。

どなたになるかで日本にも大きな影響がありますから、やはり気になります

民主党も共和党も、なんだか混戦模様ですね

アイオワの共和党の投票では、世論調査を覆し、トランプ氏を押さえてクルーズ氏が勝利しました。

初戦なので何とも言えませんが、
これはどう見たらいいのでしょう？

有名な大金持ちで過激な発言のトランプ氏に注目が集まっていましたが、

彼の発言はバルーン的なものもあると思うんですよね

世界を股にかけるビジネスマンですし、いざとなれば現実的な政策を取る人なのではないかなぁ？と。

どっちかというと、
テッド・クルーズ氏の方が、実際にはかなり「強いアメリカ」への回顧が強く、弱肉強食的なのかなと…。
もし大統領になったらかなり大変なのでは？と思ってしまいます

クルーズ氏は、オバマ大統領の医療保険改革法（オバマケア）に反対し、
2013年に21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ人

このやり方はかなり非難され、共和党の中でも彼を嫌いな人は沢山いるらしいです…。

移民関連予算を削減しろと、予算を成立させないよう粘ったりもしてました。

シリアに関してもメタメタに爆撃してやる！みたいな発言をしていました

でも、このクルーズ氏が初戦のアイオワで勝つところに、今のアメリカの不安や恐怖が透けて見える気がしますね…。

スーパーパワー、世界の警察を放棄したことで、
中国の覇権主義的な動きを強めさせ、ISのようなイスラム過激派集団を拡大させ、結果その脅威に脅える事態になってしまったではないか

ということなのかもしれません

一方民主党もテッパンと思われていたヒラリー・クリントン氏が苦戦を強いられ、

アメリカで「民主社会主義」を唱えるバーニー・サンダース候補が若者を中心に支持を拡大しています。

日本もそうですが、若者が行き詰まっていますね…。

頑張っても報われない。

結局一部エリート層が社会を牛耳ってる。

この不満が社会主義という名の「平等」を欲し、エリートの象徴であるヒラリーさんを拒否しているのかもしれません

社会主義は、今までの歴史では決して「平等」にはならないんですけどね