こんばんはニコニコ

今日は岐阜県多治見市に行って参りました音符

多治見といえば、焼き物の街。
街のいたるところに窯があります。


仕事の前に、仙太郎窯というところに案内していただき、
岐阜県重要無形文化財、多治見市無形文化財保持者でいらっしゃる安藤 日出武さんにお会いしてきましたルンルン


安藤さんは、お祖父さんの仙太郎さんが開いた窯の3代目でいらっしゃいます。

実はお父さんの代までは普通の大量生産型の焼き物をやっていたそうなんですが、

安藤さんはご自分の代になって、安土桃山時代の美濃焼を追求しようと、
土探しから焼きの技術まで全て独学で探求し、素晴らしい作品を作り続けている方なんですキラキラ


安藤さんは現在76歳。

お話をしていると、とにかく明るい笑い声が印象的な方で、
「作品を作るのがとにかく楽しい!」と屈託なくおっしゃるので、思わずこちらも笑顔になってしまいます爆笑


しかし、安藤さんの作る美濃焼はちょっとやそっとでできるものではありませんタラー

薪をくべてあくまでも自然の火で焼くので、6日間寝ずに窯に付きっきりで、食事も窯の隣で食べるのだそうですガーン

「ガスの火で焼くのと何が違うんですか?」

とお聞きしたら、

「自然の火にはな、季節によって気温、湿度があるわなぁ。でも桃山時代の美濃焼はそれでできとるからな、わしもそうするんよ。」

とのこと。

いずれにしろ、ものすごい体力と精神力が必要ですアセアセ

「わしは毎朝5時に起きて般若心経を書いて、その後墓参りにいって、家内とお茶を立てて飲むのが日課なんよ。毎日の修行やな。はっはっはゲラゲラ

なるほど。
焼き物の道は、精神を高める道なのかもしれません照れ


もう立派に道を極めているかに見える安藤さんですが、
ご自身は「まだまだこれからやな。」とおっしゃいます目

素晴らしい…。

一生勉強、一生探求…。

漫然と生きていてはいかんですねショック

肝に銘じさせていただきますっ!



さて、実は私も教えていただきながら初めて作陶体験をさせていただいたんです爆笑

こちらです!


安藤さんは誉め上手で、どんな形にしても
「ええなぁ~。面白いなぁ~。」と言って下さるので、とても楽しく作れました🎵

どんな風に焼上がるかな?

完成したらまたアップしますねウインク





お昼は老舗料亭の松正さんにて。

子持ちアユの甘露煮。
頭まで食べられる柔かさで、とても美味しかったですほっこり


多治見は鰻が名物でもあります。
カリっと焼いてあるので外は香ばしく、身は柔らかいアップ
元気が出ましたメラメラ


最後に出たお抹茶のお菓子が、なんとハロウィンラブ




講演後の懇親会にて。

皆さん色んな取り組みをされていて、取材をさせていただきたくなりました合格


こちらは紅一点の女性社長、ヤマカ株式会社の加藤智子さん。
実は同じ「さとこ」さんとお読みするんです爆笑

加藤さん、なんと、なんと、

喜寿でいらっしゃるというのです!!

びっくりでしょう!?


美しくて若々しくてお肌も綺麗で、
しかもやり手の経営者キラキラキラキラ

陶磁器の関係の会社ですが、今や自動車産業にも進出しているのだそうです。

こういう女性がいらっしゃるんですね~ラブ

同じ女性としてものすごく憧れますし、励みになりますルンルン



というわけで、

なんだか沢山元気をもらえた多治見での滞在だったでしたおねがい

明日からまたがんばるどー!

お昼休みには「ひるおび!」、お願いしまーすハート