準備が大事

こんばんは

また雨が降ってきましたね

台風20号も近づいています。

地盤が緩んでいるところで、ちょっとの雨でも災害につながる可能性もありますから、

川のそば、山の近くなどにお住まいの方はどうぞ気を付けてお過ごし下さいね

というのも、

東京の荒川がもし氾濫したらどうなるか？というシミュレーションが、国土交通省によってすでに立てられているのですが、

今日のひるおび！で放送したそのCG映像がかなりリアルで、ゾッとしてしまったんです

こんなシミュレーションでした。

赤羽から決壊し、1時間でJRや地下鉄が全線ストップ。

約半日で都心の地下鉄に水が入り込み、水没。

東京のライフラインはほとんどマヒし、オフィス街は一切機能しなくなり、経済は大打撃…。

死者1000人、70万人が孤立することになるとのこと。

もし2箇所以上が決壊すれば、その数は倍以上になるとされています

こういうシミュレーションって、どこまでホントなの

と、思ってしまいがちですよね。

でも、今回の鬼怒川氾濫でも、国土交通省が以前に想定したほぼその通りに浸水が及んでいるのを見ると、非常に信憑性のあるシミュレーションだと思うんです。

しかも、この想定は、3日間で550ミリの雨が降った場合、なのです。

今回の常総市は1日で551ミリなので、実際はもっと壊滅的な被害が出る可能性があるということですね

特に都市部は、地下に水が流れ込むのが本当に怖いですね。

水が流れ込まないように入り口を扉で閉鎖するための設備を整えるようにしているそうですが、

水は入れたくない、でも、地下にいる人は外に逃がさなければ…
その開閉の判断がとても難しいですよね…

とにかく、私たちの家の近くの川はどこも氾濫の危険はあるわけです。

ハザードマップや土地の高低などを調べて、水がどう流れるか、どこに逃げるか、各自で把握しておいた方がいいのかもしれませんね…。

そして、オフィスビルなどの非常用電源は、地下という常識は見直して、早めに上層階に移すことを検討した方がいいですね