こんばんはニコニコ

新潟は晴れて久しぶりに蒸し暑い1日でしたが、皆さんの地域はいかがでしたか?

静岡は夜に局地的な豪雨に見舞われてしまったようですが、大丈夫でしょうかタラー



さて、今日は「伊藤聡子と新潟の経営者」の収録でした。


お一人目は、新潟県内に和食レストラン「くいどころ里味」をチェーン展開する(株)里味 代表取締役  高頭 八郎さんです。


こちらは、美味しいのに値段はリーズナブル!ということで根強い人気があり、新潟県内では他のファミレスチェーンの追随を許しません。

もともと正義感の強い高頭さんは、勤務先の建設会社があまりに放漫経営だったことから社長のために何度も直言するも煙たがられ、

ついに「自分はサラリーマンには向かない…。」と、26歳の時に起業をしました。


飲食業が全くの素人だった自分が生き残っていくためにこだわったこと、

それは徹底して一流の素材にこだわることでした。

料理で美味しく作る腕には自信がない。
ならば、産地に赴いて厳選し、素材そのものの美味しさをとことん追及することにしたのだそうです。

でも、そんなに素材にこだわったらコストがかかりますよね…タラー

なんとか価格を押さえて提供できるように、

まずセントラルキッチンでロスをゼロにし、機械化できるところはどんどん取り入れて、パートさんでも美味しく均一に作れるシステムを構築したのです。


里味はソース、マヨネーズ、付け合わせの漬物にいたるまで全て自社製造!

健康志向の現代のニーズにも応えてくれているのもファンが増えている一因なのでしょう。


お話を伺っていると、高頭さんの真摯で正直な経営姿勢は、顧客にも、働いてくれている従業員に対しても貫かれていて、なぜ成長するのかが納得できました




お二人目は 「大洋盛」の銘柄で知られる村上市の酒造メーカー
大洋酒造株式会社 代表取締役社長 村山 智 さんです。


大洋酒造は地元はもちろん、全国、近年は海外にもファンを拡大している酒蔵。

村上は城下町で酒づくりの歴史も古く、もともと村山家の酒蔵は1635年創業目
村山さんは15代目の当主になります。

ここも含めて1945年に地元の14の酒蔵が合併して作られた酒蔵が大洋酒造なんですね。


実は村山さんはお婿さんとして村山家に入った方で、大洋酒造に入るまでは得意の英語を生かしてメーカーの海外駐在員として営業のキャリアを重ねてきました。

まったく違う畑からの挑戦でしたが、
ここへきて世界的な和食ブームにより日本酒の販路拡大のチャンスが来ていることで、村山さんの海外経験が生かせる時が来ているような気がしますキラキラ


大洋酒造の特徴は、昔ながらの「蔵人制度」をずっと続けていること。

雪国の農家は、冬に仕事がない時に酒の仕込みをする酒蔵に「出稼ぎ」に赴き「蔵人」となるのが蔵人制度です。

こちらでは、酒米を作っている農家が蔵人となってお酒も仕込んでいるので、全てが「村上産」というわけです。

まさに本当の「地酒」ですねウインク

酒造りの文化、伝統も一緒に守り、海外にも発信できるといいですねおねがい



放送&ポッドキャストをどうぞお楽しみにウインク






おまけ:

午前中は青空で、車窓からの田園風景が最高に綺麗でしたラブ


午後になると雲が多くなりましたが…
稲穂が黄金色に色づき始め、秋を感じましたニコ



明日はピンチヒッターで「ひるおび!」金曜日に出演しま~すルンルン
よろしくお願いします!