こんにちはくもり

昨夜出張から帰って、今朝は軽く走った後、大急ぎて掃除洗濯をしました。

家事代行サービスって、どーなんだろう…?
忙しいときは、やってもらうと助かるなぁ…。

贅沢かなぁ…。
お掃除もプロにやってもらったらキレイになるんだろうなぁ。
窓掃除くらいから試してみようかなぁ。

などと思いめぐらしながら掃除機をかけた家事タイムでした。




さて、昨日は名古屋でシンポジウムのコーディネーターを務めさせていただきました。

テーマは原子力発電によって生じた高レベル放射性廃棄物の地層処分について。

何回かブログにも書いたように、私はこれは日本にとってはとても重要な課題だと思っているんですね。

というのも、使用済み燃料がそれぞれの原子力発電所のプールに保管されているわけですが、

この先も、ずっと何が起きるかわからない地上に置いておくのはリスクがあると思うからですガーン

その意味では、地下300mより深い地下に閉じ込める地層処分について、技術の粋を集めて徹底的に安全追求を行ってもらい、早く道筋をつけた方が安心できるのではないか、と。

もちろん、地震も火山もある日本の地下深くに埋めることが可能なのか…という不安はありますよね。

ただ、地下は地上より揺れの影響は受けませんし、火山はプレート境界から一定の距離の間はマグマが発生しません。

地下水も以前スウェーデンに取材に行った時に、地下数百メートル下では圧力で年に数ミリしか動かないことを知りました。

なので、もちろんあらゆる想定をする必要がありますが、地上にあるよりは地下深くに処分することの方が安全なのでは?と、個人的には思っています。

逆に、他の選択肢がないですからね…汗

こればかりは自国で処分することになっていますので…。

よく「外交努力でシベリアに埋めてもらったら?」という声もあったりするのですが、残念ながらそういうわけにもいかないみたいです…ガーン


なかなか公募では処分場の見通しが立たない中で、なんとか前進していくために、

これから国が科学的有望地を示すという方針を打ち出しました。

昨日の説明によれば、決して「この町に」と特定して申し入れるわけではなく、

地図で不適格、まあまあ適格、適格くらいに日本を色分けして示すようなイメージみたいです。


これからまた色々議論はあるでしょうが、まずは日本にはこの問題があることをより多くの人が知って、

どこかに処分場を作らざるを得ないのなら、押し付けて知らんぷりではなく、自分の町に来るつもりで安全な処分ができるように考えたいものです。



地層処分全国シンポジウム
お近くのシンポジウムに参加してみてください。
私はこのあと仙台・富山を担当しますニコニコ







おまけ:

昨日は帰りがけに名古屋でイタリアン音譜


ピザが最高に美味しかったラブラブ


からすみとキノコのパスタドキドキ


グリルしたチキンに25年もののバルサミコソース。お肉も柔らかく、ソースとの相性も絶妙でした音譜