大阪都構想から

こんばんは

東京は夜になって雨が降ってきました。

さて、大阪都構想は住民投票の結果、否決されました。

それにしても僅差でしたね…

ここまではっきりと民意が二分されるケースも珍しいですよね。

結果否決はされたものの、約半分の大阪市民は「変えたい」と思っているということですから、この民意をどう解決していくのかが今後の行政には問われることになるでしょう。

二重行政、無駄な支出が「都」になったら解消されるのかどうかは、私はよくわからなかったけれど、

これはどの政令指定都市にも共通する課題。

そして、特に地方の場合は周囲の町、村などを寄せ集めて政令指定都市にしている場合が多く、同じ市内でも全く環境や状況が違ったりするので、一律の行政で本当に住民に寄り添ったサービスができているのか疑問な部分も多いです。

さらに、地方創生の視点で見たときに、どういう自治のあり方が、それぞれの特色を生かせて、いい意味での競争が働いて活力になるのかは真剣に検討していく必要があると感じます。

ビジネスとしても、これからはそれぞれの地域ごとに対世界で戦略を立てていくことにますますなっていくでしょうから、
どういう地域区分がスピーディーに対応でき、あるいは世界にとって魅力的な市場に映るのか、ということも考えるべきなのでしょうね。

大阪都はひとまず終了となりましたが、
日本のあり方、地方のあり方を考えていく上で一石を投じた住民投票だったと思います